バルカンをフィールドワークする
- 作者: 中島由美
- 出版社/メーカー: 大修館書店
- 発売日: 1997/06/01
- メディア: 単行本
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旧ユーゴスラビアの国々、特にセルビアやマケドニアに魅せられた筆者が言語地理学という武器とともにバルカン半島の複雑な言語事情と格闘するお話。
そもそも、あまり知らない国に行って苦労するという体験だけで面白さは約束されている。見知らぬ言語、文化、そして食べ物。
特に、言語についてのエッセイだけあって、言語接触とか言語連合とかの話がいろいろあって面白い。残念ながら私は言語学に詳しくないけど、それでも十分に面白かった。
あと、崩壊前後の(旧)ユーゴスラビアの雰囲気がよく伝わってくる。歴史としてのみ知っていたあれこれを実感を伴って理解できた。
「その昔、バルカン半島の片隅に、ひとつの国がありました」
嘘つきアーニャの真っ赤な真実
- 作者: 米原万里
- 出版社/メーカー: 角川学芸出版
- 発売日: 2004/06/25
- メディア: 文庫
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これもエッセイ。歴史として知っていることを実感をもって捉え直す活動の一環として読んだ。ほんとは本の紹介のノルマを消化するために前から気になってた本を借りただけ
ヘルシープログラマ
ヘルシープログラマ ―プログラミングを楽しく続けるための健康Hack
- 作者: Joe Kutner,Sky株式会社玉川竜司
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/07/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あのオライリーが出した健康についての本。動物が表紙の例のシリーズと完全に同じ体裁なので脳がバグる。
人体の仕組みを知り、上手いことハックして科学的根拠のある健康法をやっていきましょう。
どうでもいいけど、一部(全部ではない)の章題が「健康のブートストラップ」「アジャイルなダイエット」「健康のリファクタリング」とかそういう感じなのウケる。あと最後の日本語版特典「散歩とイングレス」がジワる。
旅行者の朝食
- 作者: 米原万里
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/10/01
- メディア: 文庫
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エッセイ4つ目。食道楽の筆者がひたすら食べ物について語るやつ。授業中に読んだのだが、ちょうどお腹が空いてきて大変だった。要は飯テロ注意ということ。
全部食べ物の話なのだが、話は多岐に渡る。つまり筆者のネタの引き出しが多い。