天才クールスレンダー美少女になりたい

ふぁぼんが適当なことを言うブログ

2019年5月に読んだ本まとめ

クーデレな彼女とキスがしたい

クーデレという言葉がタイトルに入っているので昔から気になっていたのですが、どうも私の好みではなかった……悲しい……

好きなキャラが灰原哀二木佳奈多や雲雀丘瑠璃や雪ノ下雪乃であることから分かる通りそもそもボーイッシュ口調は特に好きではないのですが、だからといってボーイッシュ口調が嫌いというわけじゃないし……
メインヒロインじゃない幼馴染2人のキャラを受け入れられなかったのが敗因かもしれない。とはいえ、なんとなく「うーん」と思ったのを後から理屈つけても無益なので。はい。

オスマン帝国 繁栄と衰亡の600年史

この本を初めて知ったのは、いつだったかは忘れたが、家の近くのジュンク堂の新刊コーナーだった。そのとき、「ああ、そういえばオスマン帝国についてまともに勉強したことはなかったな」と思ったのだけは覚えている。一応世界史の授業である程度は習ったとはいえ、まともに知っているとは言いがたい状態だった。

この本は、オスマン帝国を知る一歩目に極めてふさわしい本である。特定の時代に記述が偏ることもなく、まんべんなく全時代を扱っている。

実際に読んでみて、今までオスマン帝国に抱いていた固定観念がひっくり返された。こういう知の喜び、そして楽しみがあるから歴史オタクはやめられない。特に、帝国の体制が時代によってどう変化していったか、という部分はとても面白かった。あと16世紀末以降を停滞期ではなく変革期と捉える見方も。

こういう歴史系の本を読むたびに書いている気がするが、Twitterなどで歴史オタクをやっていると、国や人物に対する一面的で単純化された見方を仲間内でネタにして盛り上がる、みたいなことをしがちである。ネタにすること自体が悪いとは思わないし、そもそも自分もよくやっているので人のことは言えないのだが、ちゃんと勉強して自分の常識をアップデートしていく、歴史を扱う者としての誠実さが今問われている。

自戒を込めて。

教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? (1巻)

メインヒロインの女子中学生や同僚の女子大生はあまり琴線に触れなかった。キャラの好みがやたら狭い人間なんです、ごめんなさい。

ただし話の展開はいい感じ。好みのキャラクターによるブーストがなくてもすらすら読めた。

キャラの好みがめちゃくちゃ似ている同志(id:wowo_fishlife)が2巻から登場する鶉野冬燕さんを推していたので、図書館で予約している2巻が届くのが楽しみです。

バッタを倒しにアフリカへ

あなたはモーリタニアという国を知っているだろうか。
私はあまり知らない。実際、この本を読むまで私がモーリタニアについて知っていたことといえば、「長大な編成で有名な鉄道がある」「首都はヌアクショット、他にもヌアディブという街がある」「西サハラの領有権を昔主張していたが現在は放棄している」くらいのものだ。

この本は、モーリタニアにバッタを研究しに行った昆虫学者のエッセイである。

私はフィールドワークの話を読むのが好きだ。自分の知らない世界のリアルを覗いた気になれて知的興奮が得られるから。筆者の興奮が伝わってくるような文章ならなおさらだ。慣れない異邦の地で困難に突き当たり、なんとか乗り越える、その繰り返しだけでもこんなに面白い。

将来は不確定なものだが、私もそのうち自然科学の研究者になるかもしれない(文系の学問の道に進む可能性もゼロではないが)。あぶれたポスドクになって、なんとか任期付きのポストに収まって餓死を先延ばしにしたり、うまく進まない研究によって強いストレスを感じたり、任期なしポストに全然就けず未婚貯金なし低収入のまま40代になって首を吊りたくなったり、まあそういう色々のイベントを未来の私が経験する可能性は十分にある。

だからこそ、筆者のことが他人事だとは全く思えなかった。自分は小説を読むとき主人公に感情移入するタイプではないのだが、この本を読んでいる間はずっと感情移入しっぱなしだった。

もし10年後や15年後、研究者人生がつらいと感じたら、この本を読み返そうと思う。精神状態によっては逆に「こんなに上手くいかねーよバーカもう無理首吊る」となるかもしれないが……

ブレイブウィッチーズPrequel (1,2巻)

ブレイブウィッチーズストライクウィッチーズに比べるとストーリーがちゃんとしているように感じるので好きです。ちなみに6話はオラーシャ・スオムス回という定石があるのか、とにかく夜や宇宙や冬の透明な空気感がすごいのでめちゃくちゃ好きです。
あ、アニメの話ね?

そして、そんなアニメの前日譚を綴ったのがこの本。アニメ見てから読むといろいろ裏事情が分かっていいですね。

3巻は時間がなくて読めないまま期日になったので図書館に返してしまった。そのうち読む。