天才クールスレンダー美少女になりたい

ふぁぼんが適当なことを言うブログ

JOI2019本選参加記

前日

技術(プログラミング)系のフォロワー2人と神保町でカレーランチの予定だったが、雪で電車が怪しいのでポシャる。ぜんぶ雪のせいだ。絶対許さない。

↓参考までに、ふぁぼん東京遠征の輝かしい実績です

  • 言語のオタクと神保町のロシア書店ナウカに行こうとしたふぁぼん。朝早めに到着してナウカを視察するも日曜日だったので閉まっており死亡。そして道に迷い用事に遅刻。用事が終わった後に集まったオタクと仕方なく神保町の三省堂書店の語学コーナーで駄弁る。そして帰りの新幹線あたりから気持ち悪くなり大阪駅でトイレに駆け込もうとするも一歩手前で盛大に嘔吐し服を汚してしまう。診断は感染性胃腸炎
  • 御茶ノ水(秋葉原に近い)で技術書典の日に10時から17時まで軟禁される

ラーメンするオタクの仲間に入れてもらい、ことなきを得ました。

雪でオフ会が潰れるだけでも十分トラブルだと思うでしょう? 今回の波乱はこれだけじゃなかったのです。

1日目

本屋巡りin東京

早起きして新幹線に乗りました。

到着したら流れるように乗り換えをこなし、人混みの間を縫うように小走りして東海道新幹線を降りてから2分半で中央線ホームに到達し、ちょうど発車しようとしていた中央特快に滑り込みました。国際化学オリンピック関連の用事で何回も御茶ノ水に行ってきた経験が生きた形です。

しかも、御茶ノ水駅からナウカは既に一度(化学会の用事のついでに)行ったことがあり(でも閉まってた)、これまた流れるようにナウカに着きました。雪が結構降っていて大変だった。ちなみに、東京駅のホームに降りたってからナウカまで行くタイムは15分30秒でした。もうちょっと天気が良くて走ればもっと短時間で到着できたはず。RTAするな

ナウカの外観

人生初のナウカでしたが、マジで最高でした。一面ロシア語の本、ここが天国か。

コリャーク語やウドムルト語やエヴェンキ語やバシキール語といった名前しか知らない言語の辞書などが置いてあって胸熱でした。あと、「魔法使いの嫁」「よつばと」「GUNSLINGER GIRL」などのロシア語版が置いてありました。

とりあえず、「右ハンドル」のロシア語版を買いました。学生割引(1割引)してもらったので嬉しかった。あと「値引きありがとうございます」って店員(ロシア人の人)にロシア語で行ったら喜ばれたりしました。「1年ちょっとでそこまでできるの絶対語学の才能あるよ」などと激励までされてしまった……(お世辞でも嬉しい)
税抜2300円(税込2484円)のところを2245円でした。やったぜ。

記録によるとナウカで1時間ちょっと居座ったらしい。

その後、書泉グランデ東方書店にも行き、東方書店で「中華オタク用語辞典」を買いました。税込500円。中国語何も分からないのに……
(中国国鉄時刻表も迷ったのですが、金銭的な問題もあって買いませんでした)

東方書店の外観

そのまま行きと同じように御茶ノ水経由で秋葉原に行きました。

このときICOCAに2000円をチャージしました。こうすると帰りのつくばエクスプレスでお金が足りなくなって、乗り越し精算で残高をちょうど0円にできる計算です。前回の東京行きでICOCAの残高(mod10)が9円になってしまい、関西では運賃が全て10円単位なので使うに使えず困ってたんですよ。

そしてCOMIC ZINに行きました。

COMIC ZINの外観

「評論系の同人誌を多数扱っている」という前評判だったのですが、普通の二次絵系の本しかなくて「別の店と間違えたかなあ」などと思ってしまいました。もう一度入ってみると左に階段を発見。

2階に評論系の同人誌が大量にあって、何を買うか迷いました。結局「ZIP、完全に理解した」「Dive Into OpenType」「Connect」を買いました。技術系同人誌へのアクセスは技術書典とCOMIC ZINがある東京が突出していて、それ以外の地域では一切手に入らないので……

sanya.sweetduet.info

pentapod.booth.pm

RTAしたおかげで本屋に滞在する時間を作れたのは我ながらファインプレーです。東京駅到着から3時間で神保町と秋葉原を満喫できました。
その代償として5000円が吹っ飛びましたが……(全部本です)

普段のお出掛け先は図書館かジュンク堂メロブ、東京に行っても神保町と秋葉原の本屋……お小遣いの大半は本に消え、残りはラーメン屋に貢いでるし、さてはこいつ本屋とラーメン屋以外に行くところを知らないな?

オタクとラーメン

ガラケーイッタラーなのでリプを見るのが大変だったりDMが見れなかったりしました。まあ集合できたのでいいんですけど。

秋葉原UDXの中の「直久」という店で味噌ラーメンを食べました。醤油とかとんこつはいつも食べますが、味噌は何年ぶりでしょうか……おいしかったです。

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オタクとしゃべりながら(嘘です、内気なので会話を開始することができませんでした)つくばエクスプレスに揺られて筑波へ。別にエクスプレス要素はありませんが、快速列車はめっちゃ飛ばしますね。トンネルに入るたびに耳が痛くなりました。

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秋葉原の壁を穿つ「自由」の通路 冷戦終結の象徴

会場に到着

筑波ってロシアっぽい雰囲気がありますよね。イルクーツクに2週間いた私が言うので間違いないです。団地があるし殺風景だし、しかも今回は雪が降ってたり曇ってたり寒かったりしたのでなおさら。(あと、筑波大学で働いているとあるイッタラ大学人によると、筑波にはロシア語を喋る人が結構いるらしいです)

筑波の雪だるま

人々が案内板と違う方向に進んでいくので、てっきりスマホで調べた別ルートを通っているのかな〜と思っていたら、普通に誰も道を調べず適当に歩いていただけでした。ちょっと迷う。

あと、身分証明証を持ってくるのを忘れ、あわや失格という事態になりました。幸い定期券に名前が書いてあって参加が認められましたが……(これもやらかしですが、上には上があります)

「みんなのデータ構造」という本をもらった。めっちゃ嬉しい。

www.spinute.org

ラクティス

無理。

Rubyを書かせてくれたら一瞬で全部ACするのですが、いかんせんC++が全くできないもので、下手な外国語で議論するときみたいな気持ちになりました。解法は分かってるのに実装できない……あとググれないのがつらいですね。

全完を諦めて選手たちと駄弁る。

講演会

最後の肝心なところだけ寝てしまった。話題(プログラム検証)は面白そうでしたが……

立食パーティー

巻き寿司おいしい。ケーキおいしい。焼きそばやパスタもおいしい。
ひたすら食べ物を摂取していました。うおォン 俺はまるで人間火力発電所

自己紹介するべく前に立った瞬間「おっ??」「おっ??」って言われたり、紙にTwitterアイコンとハンドルネームとIDを書いておいたら多数の人に「あっ、ふぁぼんさんですかw」みたいな反応をされたりしました。強者として認識されていれば嬉しいのですが、恐らくはTwitter芸人枠ですね。そんなことで有名になりたくねえよ(知名度に見合うくらい強くなりたいと思う今日この頃です)

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名札代わりの紙ペラ1枚に載せると離席しても人の食器と混ざりません

Twitterの知り合いと無限に話をしました。

独房

筑波研修センターのことです。部屋の雰囲気が完全に独房なんですよね。

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9時の10分(15分?)くらい前に到着したのは良かったのですが、鍵を渡す段階で手間取ってました。みんプロ出る人大変そうだった。

atcoder.jp

エントランスにフリーWi-Fiアクセスポイントがあったのですが、全然繋がらなくて困りました。一度繋がったら大丈夫なんですけど。みんプロにフリーWi-Fiで出てた人、涙目。

あまり大浴場(大きくはない)が好きでないのでシャワーを使いました。2部屋しかないけど、まだ風呂がぎりぎり開いてる時間だったので誰もいなかった。

2日目

起床試験、そして会場へ

起床試験を無事にACしました。6時に目覚しを鳴らす人いますよね、朝食は6時半なのですが。
朝食も普通においしかったです。質素ですけど……刑務所の食事もこんな感じなのかな

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刑務所の朝食(大嘘)

あと、5階の洗濯機コーナーにロシア語の張り紙がありました。筑波やっぱりロシアじゃん(5階にしかなかったのでロシア人の客が勝手に貼っていったものだとは思いますが)

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「金属、ガラス、缶(燃えないもの)」

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「紙、プラスチック、燃えるもの」

貸切バスで会場に移動して、3階の控室に荷物を置いて、コンテストが開催される大ホールに行きました。

本選

1番と2番を通し、200点でした。

始まる前に、中2のときに参加した人生初のJOI本選で唯一解けた「スタンプラリー」(JOI 2015/2016 本選 問題・データの2問目)を思い出してノスタルジーに浸っていたのですが、今回の1問目がだいたい同じ解法の問題で驚きました。解法は1秒。なお実装は30分かかった模様。めっちゃ実装簡単なのに30分かけてるの雑魚か?

問題2は解けそうでなかなか解けませんでした。ぶっちゃけDPだと思ってたし、私はDPが全く解けないので諦めようかと思ったりもしました。
前から見てるとよく分からなかったけど、後ろから眺めると貪欲法でいけることに気付いたので実装してAC。ここらへんで2時間半が経過。

問題3は部分点の糸口すら掴めなかったのでスルーし、問題2を一時諦めて考察していた問題4に突撃。やめればいいのに……
貪欲法(嘘解法でした)を書いて1時間を使い果たしました。

昼食、解説

3階の控室にいらない荷物を預け、リュック(買った本、パソコン、充電器、など大事なものが全て入っている)だけ持って、2階で弁当を食べました。

個人的に幕の内弁当の類は微妙な味付けのものが多くてあまり好きではないです……まずいわけではないんですけど……

その後に隣の部屋で解説を聞いたのですが、眠かったです。

ふぁぼん、やらかす。

さてここから今回最大のやらかしに向けて盛り上がってまいります。

解説が終わり解散したあと、みんなが部屋を出ていくのを尻目に解説部屋でしばらく人と会話をし、そのまま駅に向かおうとしました。ところが、駅までの道を見ても、さっきあれほどたくさんいた本選参加者が誰一人として見えません。不審には思いましたが、そのまま駅に向かいました。

道沿いにスーパー(ヨークベニマル つくば竹園店)があったので、立ち寄って人生初のマックスコーヒーを91円で買いました。

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マックスコーヒーの棚

スーパーにいたのは10分くらいだったと思います。そして店を出て駅に向かうと、参加者たちとなぜか遭遇したのです。
本来なら、ここで「この人々は10分間いったいどこで何をしていたのだろう?」と疑問を持つべきでした。

人々とおしゃべりしながら駅に向かい、やってくる快速を待ちました。快速が来たので乗り込み、あとは発車を待つだけ。そんなときに、みんなが持っているJOIの盾が目に入ったのです。

「あれ、会場に盾忘れたっぽいぞ?w」

その瞬間は「忘れたwwwウケるwww」くらいの感想でした。ぶっちゃけ盾なんてどうでもいい。
しかし、冷静に考えると、服などを入れたボストンバッグもありません。こっちはどうでもよくない。全くもってどうでもよくない。

正直、悩みました。
今なら取りに帰れるけど、時間はだいぶロスするし、人々と一緒に帰れない。気付かなかったふりをすることもできるし、会場に忘れたのだからJOIのスタッフが発見してくれるはずで、紛失の危険性は恐らくない。そして電車がもうすぐ発車してしまうから迷っている時間はない。

結局、私は取りに戻ることを決断しました。「ボストンバッグは大きいので送ってもらうとお金がそこそこかかりそうだなあ」と思ったからです。社会は所詮お金なんですよ。
もっと軽く小さいもの、あるいはなくてもしばらく困らないものなら絶対取りに戻ってません。そういや以前(2年前?)、宿舎(独房)にタオルを忘れたことがありましたね……

人々に別れを告げ、会場まで10分の道のりを歩いて戻りました。ちなみに、この時点でも忘れた場所は思い出せていません。「多分会場のどっか」くらいの認識でした。ボストンバッグはもちろん3階の控室にありましたとさ。おしまいおしまい。

人々が会場を出るのが私より10分くらい遅かったのは、控室でゆっくりしていたからだったんですね。いや初めから気付けよそれくらい。

これで30分くらいロスし、秋葉原散歩の時間が消滅しました。まあCOMIC ZINにはもう行ったので特に用事はないし、散歩できなくても問題はないんですが。やっぱり散歩くらいはしたかったかなあ。

つくばエクスプレスにぼっちで乗ることになり悲しくなったので、せめて有益に時間を使おうと思ってこの記事を書いていたところ、めっちゃ酔いました。もうやだ。何もかもうまくいかねえ。1日目の本屋巡りが順調すぎた反動か?

ちゃんとICOCAの残高を0円にしました。勝利。

あと山手線でガルパを観測しました。湊友希那さん……

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大阪へ

のぞみ号の車内で筑波で買ったマックスコーヒーを飲みました。甘くておいしい。味はなんか午後の紅茶っぽい。

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原材料のとこにコーヒーより先に加糖練乳が書いてある

結果

219点あれば春合宿に行けた(かもしれない)というのを知ってちょっと後悔しています。1時間半あれば19点くらい取れたんじゃないの……

感想

楽しかった。あとTwitterにはバケモンしかいません。

これでJOI本選が最後だと思うとちょっと寂しいですね。去年夏の化学グランプリ予選落ちと同様、青春が終わったという実感があります。

JOI以外のコンテストは傾向的に苦手なので今後オンサイト等に参加できるかは分かりませんが、もしできれば参加したいと思っています。
実装が遅くてDPもグラフも解けないのどうにかせねば……

2019年1月に読んだ本まとめ

読書メーターブクログ始めました。キリが良いので2019年1月から記録をつけていこうと思います。

booklog.jp
bookmeter.com

なんか3500ページくらい読んだらしいですね。まあ大事なのはページ数ではないのですが。(読書メーターの記録だと3813ページなのですが、まともな歴史の本は後ろに出典がドバーっと書いてあるし、その部分がページ数に含まれている気がするので、実際には3500ページくらいじゃないかな、と思う)

B.C. 1177 古代グローバル文明の崩壊

大国ヒッタイトやミケーネ文明を崩壊させたという「海の民」。しかし、崩壊は本当に彼らのせいだったのだろうか?
最新の研究を礎に古代文明の姿、そして崩壊プロセスを丹念に検証する本。

まず、地中海地域やメソポタミアで大規模な交易が行なわれていたという事実を初めて知った。特に、ギリシャが交易圏に入っていたというのに驚いた。
そもそも私が古代史は学校の世界史の授業でちょっと教わったくらいで、まともに知らなかったので当然だが。

そして、大量の証拠や最新の研究に基づき文明崩壊の原因を考察する部分も圧巻。歴史とか考古学ってやっぱりこうじゃないとね。

読めば考古学がやりたくなる。劇物(最上級の褒め言葉です)

日露近代史 戦争と平和の百年

幕末・明治維新から第二次世界大戦終結までの歴史を日露関係から眺める本。

第二次世界大戦が始まってから終わるまでは多少知っていたが、大戦に突入する経緯はあまり知らなかったので勉強になった。
まあ、要は日独伊vs英米仏ソ中という構図が固まったのは意外と遅かったということだが。

あと松岡洋右いろいろすげえなあ……(褒めてない)

どうでもいいけど文体が若干苦手だった

記憶の政治 ヨーロッパの歴史認識紛争

yuyusuki.hatenablog.com

葉桜の季節に君を想うということ

ミステリの賞を複数受賞しているし、ミステリによく出てくる仕掛けはあるが、ぶっちゃけ評価が分かれると思う。メインの仕掛けがメインのストーリーと無関係だし、ヤクザ探偵時代の話も正直「これいる?」と思ってしまった。

ミステリとして読むと微妙な点は多少あるが、ミステリ要素ありのハードボイルド小説と考えれば十分楽しめると思う。

ソードアート・オンライン 5〜8巻

ファントム・バレット(5,6巻)、7巻(マザーズ・ロザリオ)、短編・中編集(8巻)。

ファントム・バレット編はシノン/朝田詩乃さんが出てきたので良かった。

8巻の「圏内事件」はちゃんとミステリになっていて良かったと思う。というか「葉桜の季節に君を想うということ」よりもミステリしてた。

同じく8巻の「キャリバー」も最強アーチャーことシノンさんが大活躍して大変良かった。シノンさんあんた最高だよ……

亡びゆく言語を話す最後の人々

地球には7000くらいの言語があると言われ、その大半が危機に瀕している。筆者たちは、危機に瀕する言語とともに生きてきた人々や共同体の声を伝えるべく、世界中を飛び回っている。

言語には、その土地の叡智が内包されている。地形、土地固有の動植物の種、気候や植生などの環境についての叡智が、独自の形で文法や語彙に織り込まれている。それに、口承で伝えられてきた物語だって、その土地の風土を反映している。それらの知恵はもっぱら口から口に伝えられるもので、文字になって記録されることはほとんどない。
そして言語が消滅するとき、自然界についての莫大な知恵も同時に消えてしまうのだ。



という感じの話が延々と続く。私は言語に興味があるので具体的な文法とか語彙の話も全部楽しく読んだけど、興味がないと厳しいかも。

ひたすら厳しい現状が記されているが、希望が持てる部分もなくはない。
いくつかの共同体の中で、自分たちの言葉を残したいという意識が高まっているという。そういう意志なしでは、たとえ外部の人が手助けしようとも、せいぜい言語の音韻・文法・語彙が論文に残るくらいで、言語の死は避けられないだろう。もちろん、意志があったからといってうまくいくかは分からないけど、技術の発展にともない取れる手段は増えているので、もしかしたらなんとかなる、かも。

スターリン批判 1953-1956年

私が勉強した世界史の教科書では、スターリンの死の次の行にはスターリン批判(フルシチョフ秘密報告)のことが載っていた。だから漠然とスターリンの死の直後にスターリン批判があったかのような錯覚をしていたのだが、よく考えるとこの間には3年くらい経っている。フルシチョフ秘密報告が突然あったわけでは決してない。
この本は、その隙間をちょうど埋めてくれた。この時期はポズナニ暴動やハンガリー動乱など様々な重大事件が起きたわけで、そういう事件とソ連国内の詳しい動きの関係(「横の繋り」)を理解できて非常に良かったと思う。

細かい評論をしようかな〜とか思ったけど、こういうページを発見したの貼っておきます。(ところでこれ書いた人は東京大学名誉教授らしい)

和田春樹『スターリン批判』を読む

要約すると「著者が一部の人間に共感ないし感情移入しているのは確かだが、一部の細かい点を除けば全体としてそこまで偏った叙述になっているわけではない」みたいな感じだと思う。完全に同意。まあ歴史家だって人間なんだから多少はね?

「記憶の政治 ヨーロッパの歴史認識紛争」感想

ロシア革命時の混乱の中で独立し、ソ連による併合、ナチス・ドイツの占領、ソ連による再占領という複雑な過程を経て1991年に独立(「再独立」)したバルト三国

まあこういうわけで、単純に割り切れないが故にロシアや西欧との間で歴史認識を巡って対立が発生する。歴史認識問題が政治の道具になるのは決して東アジアに特有の現象ではない。

ナチズム(ホロコースト)の悪を絶対視する西欧の歴史観スターリン体制とナチズムの両方を糾弾する中東欧・バルト三国歴史観ソ連から大祖国戦争史観を受け継ぎファシズムに対する勝利を誇りにするロシアの歴史観、などなど複数の歴史観が衝突している状況が詳細に書かれていて、「あーこれでこそ人間〜」と嬉しくなってしまった。(邪悪なオタクなので人間の業を観測すると喜びます)

なお、同じ国でも当然一枚岩ではないことを注記しておく。バルト三国にもロシア系住民は多数いるし、ロシアの歴史学者の全員がロシア連邦政府の歴史認識を支持しているわけではない。

で、まあエピローグの最初の方まではまともな歴史の本だな〜と思っていたのですが、エピローグの途中から唐突に政治的主張を(ちょっとではあるが)混ぜ始めて怖くなって泣いてしまった。しかも本文とは違って論拠とか適当だし……

最後は微妙にアな感じだったが、全体としては面白い本だと思う。

2018年12月に読んだ本まとめ

仏典はどう漢訳されたのか スートラが経典になるとき

中国における一大翻訳事業である仏典の漢訳について書かれた本。一応一般向け。書かれてる話題は

  • 仏典の翻訳は具体的にどんな感じで行われたのか
  • インド人僧はどれくらい中国語(口語または文語)を操れたのか
  • 全く違う言語であるインドの諸言語(サンスクリット語とか)から中国語に翻訳するにあたって、翻訳が困難な部分をどう訳したのか
  • 仏典の漢訳によって中国語がどう変化したのか

などなど。

とりあえず、中国の仏教の歴史を知る上でとても良さそうな本だった。

翻訳学が話題の中心というわけではないが、翻訳学的な視点に興味がある人も読むといいと思う。
仏教特有のものを既存のもの(儒教とか道教とかの用語)を流用して(対応させて)訳すと仏教用語儒教的なニュアンスが重ね合わさって理解されることがあるとか、ヨーロッパでは意訳と逐語訳の対立が議論の中心だったが漢訳においては翻訳不可能性と音訳の問題だったとか。
この文章を読んで興味が持てたらお近くの図書館か本屋へレッツゴー。

いやしかし単語ごとに訳して語順を入れ替えるとか、流れ作業みたいに翻訳するとか、正直今の(私の)常識にはめちゃくちゃ反しまくってる。そんな翻訳方法で大丈夫か? (実際大丈夫だったらしいけど)

あとは野となれ大和撫子

あとは野となれ大和撫子

あとは野となれ大和撫子

yuyusuki.hatenablog.com

十角館の殺人

とにかく非常に上手い作品。30年前の作品だが、今読んでも十分に楽しめると思う。

新装改訂版の方がオススメ。ページ繰りが調節されていて、「衝撃の一行」をより鮮烈なものにしている(らしい)。
ちなみに私は初見でその一行をスルーしました。頭悪いな?

ソードアート・オンライン(1〜4巻)

元祖VRMMORPGものだけあって、やはり面白かった。

「同じ家からアクセスしているからグローバルIPアドレスは同一」みたいなことをキリトが言っていたり、誰でもVRMMOが作れるUnityみたいな開発環境が出てきたりと、コンピュータオタクホイホイが随所に仕掛けられていると感じた。あと、異なるゲーム世界の間を行き来できるようなシステムができつつあるらしく、どういうプロトコルになってるのかいろいろ想像してみるのも楽しい。

戦闘シーンは本で読んでもいまいち想像ができないので、アニメで見た方が分かりやすいかもしれない。ただ、そうするとコンピュータオタクホイホイの部分は省略されているだろうから、一長一短といえる。(当然のことながら、数万字ある地の文を全部アニメにするのは不可能だ)

もともと、「シノンが絶対好きなタイプのキャラだから2期をアニメで見たい。でも話を分かってないと困るし1期は重苦しくてアニメで見るのには耐えられないから原作で読もう!」という理由で読んでいたので、これで心置きなく2期を見れる。

うーん……1期もアニメで見ようかなあ……

読んでいない本について堂々と語る方法

なんというか、筆者の遊び心がめちゃくちゃ感じられる本。

内容としては、「読書は読んだ状態と読んでない状態に明快に分けられるようなものではない」「読んだ本というのは自分の中の観念であって実体ではない」「本において重要なのは他の本との関係性で、それを知るには読む必要は別にない」「作品の批評とか言ってるけど実は自分の思っていることについて書いてる」とかそういう感じのことが書いてある。

というか、そもそも「読んでいない本について堂々と語る方法」を本という形態で出版している時点で自己言及もいいところだ。
他にも、訳者の解釈によれば、作者は「この本を読んで真に受けた読者が過剰に教義を実践しようとする」様子を演じているらしいけど、それが正しければなんとも悪趣味な話。

とりあえず、本の結論(の1つ)は多分「詳細に入り込みすぎると自分を見失うからほどほどに」だと思うし、適度な距離感を持って適当に読めばいいのでは? 知らんけど。

共産主婦

食事、日用品、住宅事情まで、旧東側諸国の暮らしが体感できる。

総括

えー9冊も読んでたんですか? やればできるじゃん

「あとは野となれ大和撫子」感想

初めに

この本最高ですか?

あらすじ

めんどいのでKADOKAWAの紹介文貼り付けます

中央アジアのアラルスタン。ソビエト時代の末期に建てられた沙漠の小国だ。この国では、初代大統領が側室を囲っていた後宮(ハレム)を将来有望な女性たちの高等教育の場に変え、様々な理由で居場所を無くした少女たちが、政治家や外交官を目指して日夜勉学に励んでいた。日本人少女ナツキは両親を紛争で失い、ここに身を寄せる者の一人。後宮の若い衆のリーダーであるアイシャ、姉と慕う面倒見の良いジャミラとともに気楽な日々を送っていたが、現大統領が暗殺され、事態は一変する。国の危機にもかかわらず中枢を担っていた男たちは逃亡し、残されたのは後宮の少女のみ。彼女たちはこの国を――自分たちの居場所を守るため、自ら臨時政府を立ち上げ、「国家をやってみる」べく奮闘するが……!?

内紛、外交、宗教対立、テロに陰謀、環境破壊と問題は山積み。
それでも、つらい今日を笑い飛ばして、明日へ進み続ける彼女たちが最後に摑み取るものとは――?

ところで、私はこれを実質ラノベだと思って読んだのだが、実は直木賞次点だったらしい。
……ラノベ的な作風の本が直木賞? あの賞ってそういう雰囲気の賞だったっけ?

歴史設定について

何よりもまず、アラル海の跡地に国家を作るという発想に仰天させられた。

現在の中央アジアの国境は、ロシア帝国時代の行政区分を廃して民族分布に概ね基づいた区分けに再編されたことで確定した*1。史実ではそうなっているが、その後に国境が変動したという設定にしても全く問題ない。
とはいえ、実在しない国がソ連崩壊後に独立した状態で残るという設定にリアリティを持たせるためには、ある程度納得できる成立過程が必要だ。そこで作者が考えたのが、アラル海の跡地を新天地として開拓したというものだった。

フィクションとしてのリアリティは十分にあるし、意外性も十分にある。さすがは本職の作家だと驚嘆した次第である。

オタクホイホイ

この本にはロシア語やウズベク語(あとちょこっとチェチェン語)が登場するし、中央アジアの料理も数多く出てくる。プロフ、ラグマン、ベシバルマック、クヴァス、チャイハナ(これは料理ではないが)、ブリヌィ、ハルヴァ。
言語、文化、地理、歴史などに興味がある人は読んで損はしないと思う。話自体も普通に面白いし。若干「うーん」となる箇所がないわけではないが

読んでると中央アジアに行きたくなるが、残念ながら大学生になるまでお預けである。嗚呼、悲しきかな。

まとめ

オタクはこの本を読め。

*1:詳しくは専門書を読もう

実録 私はこうやってJOI2018/2019予選D問題を通した(遅延セグ木で)(でも遅延セグ木いらんかった)

なぜかJOI予選通過しました。 ABCD4完で400点でした。D問題を通せなかったら当然落ちていたので、だいぶ危ない橋だったと思ってます。

DをACした流れがそこそこ壮絶(大袈裟な表現)だったので、ネタとして面白いかと思い記録に残そうと思います。ついでに予選体験記も書きます。

免責事項

この記事に書かれているDの解法はとても迂遠です。本当は座標圧縮も遅延セグ木も、なんなら累積和すら必要ありません。めっちゃシンプルな解法が存在します。

競プロのレートが上がるというのは、単に難しい問題が解けるようになるということだけじゃなくて、無駄な遠回りをしないようになるということなんですよ。知らんけど。

予選前

やる気がなかったので一切精進をしなかった。6月16日のABC100以来約6ヶ月ぶりの競プロで、本番前に問題を解いたりすらしなかったので完全に舐めプだった。

ちなみに、12時まで某進という塾で現代文の授業を受けてました。帰宅しておにぎり食べてパソコンに向かって準備してたら一瞬で開始時刻になった。ぶっちゃけ休みたかった

A問題

普通にループで回せばいいのに、算数的なO(1)解法を書いたらWAだった。
言い訳をすると、初めは普通に解けると思ってたんです。ボーナスでやっと超えるコーナーケースの存在に気が付いていませんでした。

10分消費。コーディングが遅すぎますね。

B問題

普通にシミュレーションするだけ。14分消費。コーディングが遅すぎる。

コーディングだけじゃなくて数学とか化学とか物理の試験もめちゃくちゃ遅いので、恐らく共通の原因がある。単に慣れていないからだと思うし、努力量でカバーしないとどうにもならないのは分かってるんですけどね。

C問題

OXOXと並んでいるとこを数えるだけ。10分消費。この時点で34分が経過している。

D問題(15点解法)

とりあえず、高さの種類だけが問題であることが分かる。で、大昔にちらっと読んだ蟻本によれば、こういうときに座標圧縮というテクニックを使うといいらしい。

座標圧縮なんて人生で一度も書いたことがないので、とりあえず書き方をググる

どうやら、シェルスクリプトでいうところのsort | uniqをすればいいらしい。その後はインデックス(これが圧縮後の値になる)と元々の値の対応をmapか何かで保持しておいて、入力データを対応する圧縮後の値に置き換えていく。C++だとstd::uniqueとstd::vector::eraseという関数があって、これをセットにすることでコマンドのuniqと同じようなことができるっぽい。

あと、圧縮するときに高さ0も追加するのを忘れないようにする。

あとは高さごとに島を数えて最大値を出力する。15点分の部分点をゲット。ここで48分消費、この時点で82分が経過。

D問題考察(そして遅延セグ木の登場)

考察しているうちに、山の頂上(関数でいうところの極大)と谷の最下部(関数でいうところの極小)だけ考えればいいということに気付きました。

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実際には「山の斜面」は段々ですけど、段々だと考えても島の数(ここでは3つ)は変わりませんね?

さらに、海面が横切った数は島の数の2倍です。この図だと6回横切っていて3つ島があります。海面が高さ0だと2回(両端)通過してて島の数は1(両端の高さを0にするのを忘れないように)、海面が最高峰を超えると1回も横切らないので島の数は0になります。

そして、ちょっと変形するとこうなりますね?

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結局のところ、線分が最もたくさん重なっている部分を求める問題に帰着します。で、これって範囲加算を繰り返して最大値を取れば答えが出ますよね?

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この場合だと、要素数6の配列を全部0で初期化して、

  1. 0から3までに全部1を足す
  2. 2から3までに全部1を足す
  3. 2から2までに全部1を足す
  4. 1から2までに全部1を足す
  5. 1から4までに全部1を足す
  6. 0から4までに全部1を足す

こうすると、配列の中身は2,4,6,4,2,0になります。配列の最大値は高さ2のときの6で、このとき島の数は3ですね。

注: 谷間が海面と同じ高さだと島が分かれるので通過2回、頂上が海面と同じ高さだと島ができないので通過0回とカウントしないといけません。つまり、線分の低い方の端を通過したらカウントし、高い方の端を通過したらカウントしません。だから1本目は0から4ではなく0から3まで足すのです。

でも、こんな足し算を普通にやっていると絶対にTLEします。じゃあどうしましょう?

データ構造で殴ればいいのです

遅延セグ木

ある列に対して連続する区間に対して更新(例えば加算)と取得ができるデータ構造です。なんかセグ木というデータ構造があって、その強い版らしい。

残念ながら、私の手元にはまともなライブラリがありません。Union Findすらありません。実装がめちゃくちゃ遅い人間なので、新しいデータ構造を実装すると絶対に間に合いません。理解するのも……私の頭では厳しい。天才なら一瞬で理解しそうですけど。

なんなら遅延セグ木を使うのも人生で初めてです。

どうせこういう有名な(少なくとも競プロでは)データ構造はライブラリが既にあるはずです。そう思って、いろんな競プロerがGitHubなどに上げている競プロ用ライブラリ(スニペット)を調べてみました。

しかし、どれもドキュメントがないんですね。そりゃ自分用ライブラリなので当然なんですけど。

万事休すかと思われたその時、私はとある記事を発見しました。

tsutaj.hatenablog.com

この記事が素晴らしいのは、実際にACしているコードのリンクを貼ってくれていることです。しかも、解いている問題がめちゃくちゃシンプル。クラス(C++だとクラスと構造体は同じ)とかメソッドの使い方を把握するにはうってつけでした。

実際、範囲指定は閉区間なのか半開区間なのかとか、0-indexedなのか1-indexedなのかとか、そういう細かいとこでハマらなくて済みました。

というわけで、遅延セグ木の部分をコピーして、 足し算を実装して、最終的な値を1つずつ取得して最大値を求めれば勝ちです。

76分消費してAC。この時点でだいたい160分経過していました。

最終的なアルゴリズム

  1. 高さのリストの前と後ろに0を追加する
  2. 頂点と谷間だけ抜き出すときに場合分けが煩雑にならないよう、連続する同じ高さのものを1つにまとめる(uniqueとeraseで)
  3. 頂点と谷間だけを抜き出す
  4. 座標圧縮する
  5. 遅延セグ木を使って足し算していく
  6. 全部足し終わったら1つずつ結果を取得して最大値を出し、2で割った商を出力する

ちなみに、一部の人を泣かせた「全部0」の場合も問題ありません。ステップ2の時点で配列の要素数が1になるので、遅延セグ木を使う前にループが終了してます。

E問題

bit全探索書こうとしたけど時間切れ。実装が遅い弊害がこんなところに。

教訓

遅延セグ木ってのは、ぶっちゃけAtCoder水色すら怪しいレベルの人(ふぁぼん)が使うもんじゃないです。遅延セグ木なんて知らなくてもレート1200くらいのレベルだったら全く問題ないです。マジで。

レベルが低いくせになまじデータ構造等の知識があると、素朴な解法を思い付かず実装等に無駄な時間を使うことになります。身の丈に合った道具を使いましょう。冷静に考えたら分かりますが、JOIのD問題に遅延セグ木なんて出てくるわけがないんですよ。

とはいえ、JOIは私みたいな実装が苦手なクソ雑魚プログラマには比較的向いていると思います。時間が3時間もあるし、調べ物だって許可されているので、初めて実装するアルゴリズムやデータ構造でもなんとかなる場合があります。

競プロ一切できないのに本選に行って案の定何もできずに100点取って帰ってきた前科が(2回も)ある私が言うので間違いないです。

というわけで、競技プログラミングができなくても(場合によっては)JOIの予選だけなら突破できることがあるという話でした。おしまいおしまい。

本当に?

ここまで読んで、「お前それアルゴリズムを思い付いた前提で話してるけどそこがまず無理やろ」ということに気が付いた人もいると思います。大正解です。
人によって得意な分野は様々なので、精進しないなら自分の得意なとこが出るように祈祷しとけばいいと思います。祈祷に頼るのが嫌なら精進しろ。悲しいけどこれが現実です。私は精進が面倒だったので祈祷しました。

私はDPが本当に解けなくて(精進してないので当然)、アドホックな感じの問題は比較的解ける傾向にあるようです。グラフは知らん。
だから、4問目ないし5問目でアドホックな問題が出たら予選通過できる可能性があるし、両方DPだったら絶対に落ちます。4年中3年も通ったのは運が強烈に良かったからとしか言いようがない。

そういや本選で解けた2017年のフェーン現象と2016年のスタンプラリー2、どっちもアドホックな問題ですね……

追伸

そういや2017年のフェーン現象、途中まで「これ遅延セグ木必要なのでは……?」と思ってました。でも考察の結果、隣との差を保持するだけで十分(要は累積和の要領)ということが分かったんです。詳しくは解説PDFを読んでください。

https://www.ioi-jp.org/joi/2016/2017-ho/2017-ho-t1-review.pdf

で、今回の問題も大して変わりません。こんなに似ているのに、解いている間は必死すぎて「これフェーン現象と似てるな?」ということすら頭にありませんでした。こんなんだからクソ雑魚なんですね。

今この瞬間、私は「前に解いた問題から学習するということができない最弱プログラマ」の称号を得ました。一生返上できない気がします。

穏やかで浄化されるきららアニメED曲 10選

この記事は、まんがタイムきらら Advent Calendar2018の12日目の記事です。

adventar.org

もともと書く予定はなかったのですが、書くネタを思い付いたので。

はじめに

きららアニメの曲と言えば、どちらかというと元気な曲を思い出す人の方が多いのではないでしょうか。
実際、OP曲はだいたい元気溌剌とした印象ですよね。きららジャンプしてるし。

しかし、それだけが「きらら」ではありません。人生に疲れたときに聴くと癒される(かもしれない)曲だってあります。

ぶっちゃけ、萌えに特化した元気可愛い曲より「普通の」アニソンが好きという私の個人的な趣味がだいぶ反映されてます。
澄んだ雰囲気のピアノ曲とか穏やかな曲とか好きです。趣味が合う人は握手。

本論

芽生えドライブ(ひだまりスケッチ)

きららアニメという境地を開拓した伝説的作品の1期ED。疲れたときに聴くと心が安らぐ曲。

ちなみに私は全部見ました。1期だけ。

流星レコード(ひだまりスケッチ×365)

ひだまりスケッチの2期ED。芽生えドライブと似た雰囲気があって大変良いです。

私は2期以降をまだ見ていません。

nora(ひだまりスケッチ×SP)

3期と4期の間に制作された特別編。音楽の知識が皆無なため、いい曲というコメントしかできません。

Affection(ゆゆ式)

ゆゆ式は神アニメです。これは自ずと自明に明らかな事実です。

ゆゆ式の最高なところは、何よりも3人の軽妙な会話です。会話がハイコンテクストなので、文脈を共有しない人(外部の人)には支離滅裂に見えちゃいますけど、実は全部繋がっているんです。

参考:

そして、12話中8話で終わりに流れるTekiPakiというBGMがこれまた素晴らしい。訓練されたゆゆ式ファンはこの音楽を聞くだけで終わりの予感に囚われ涙を流し始めるという俗説があります。
そしてこのEDへ。こっちも当然ながら神曲です。

え、まだ見てない? 見ましょう。6時間費やすだけの価値は十分にあります。12話見れば、あなたも訓練されたゆゆ式ファンになるでしょう。そして2期を求めて日々呻き続ける存在になり、1期をひたすらループして見たり原作を読み漁ったりする生活を送ることになるでしょう。知らんけど。

最後に、とあるゆゆ式ファンの名言を。私が今考えました

ゆゆ式には終わりがない。彼女たちの学校生活に終わりが存在しないからだ」

どういう意味か分からない人は「ノーイベント グッドライフ」で検索してください。ゆゆ式ファンが書いた優秀な記事がたくさんヒットするので、説明はそっちにぶん投げ任せようと思います。例えばこれ↓とか。

arukamugica.blogspot.com
jkjg.hatenablog.com

ED曲を布教してたつもりが、いつの間にかゆゆ式自体を布教してました。なんつってっつっちゃったね〜。

今年もゆゆ式 Advent Calendarやってますので是非読んでみてください。私は書いてませんが。

adventar.org

風の声を聴きながら(スロウスタート)

やっぱりEDが神。EDだけずっと聴いていたい。

もちろん本編も面白いですよ? でもこのEDがなかったらここまでスロウスタートを好きになることはなかったかもしれません。

www.youtube.com

ヨナカジカル(ステラのまほう)

この曲はアニソンの中ではかなり毛色が違って、Future Bassというジャンルを基礎にしているらしいです。
でも私には音楽の知識が皆無なので、語れることは残念ながら何もないです。

ところで、どうもアニメは爆死したらしいですね。確かに絵が特徴的で好き嫌いが分かれそうだとは思いました。
私自身アニメも嫌いではないのですが、ステラのまほうの真価は原作にあると思ってます。これはステまオタクの大半が同意するところでしょう。だから、とりあえず読もう。

ちなみに、「部長さんはネガティブで自己肯定感低いから闇深そう」というのは間違っていません。でも実はもっとヤバいのがいます。藤川歌夜、そして何より百武照に震えて眠れ。

ハーモナイズ・クローバー(がっこうぐらし!)

1話から3話、5話、9話のエンディング。浄化EDとの誉れが高い。曲が良いんだよな〜

アフターグロウ(がっこうぐらし!)

6話から8話、10話、11話のエンディング。こっちも浄化ED。聴いてるだけで泣きそう……

4人に幸あれ。これ以上語るとだいたいネタバレになるから語れません。

ふゆびより(ゆるキャン△)

ゆるキャン△の季節は冬。正確には晩秋という指摘もありますが、いずれにしても寒くなってくる時期です。

そんな冬の澄んだ空気感をこの曲は完全に再現しています。「素晴らしい」以外の感想がありません。特に今は冬なので、キャンプのこと考えずに聴いているだけでいい感じです。南半球に住んでいる人は……半年後に聴いたらいいんじゃないでしょうか。
え、赤道直下に住んでるから冬が来ない? ご愁傷様です。ゆるキャン△でも見て傷ついた心を癒してください。私はちゃんと全話見ましたよ? 最終話のEDで喪失感を覚えましたけど。

www.youtube.com

実際この記事を読んだ人で南半球ないし赤道直下に住んでる人はいないと思います。さすがに。

明日でいいから(あんハピ♪)

アニメ本編で幼い声で演技するのは普通に大丈夫なのに、歌になった瞬間若干の苦手意識が押し寄せてくるのが不思議。(あくまで個人の感想ですよ?)
でも全体としては浄化ソングでしょう。
なおアニメ本編は見てない。

おまけ

花雪(ハナヤマタ)

こういう凛とした(個人の感想です)雰囲気の曲が好き。まあ曲に限らず女キャラも凛としてるのが好きだし、これはもはや性癖でしょうか。
アニメ本編は見てない。

ぶっちゃけ「浄化ソング」に分類されるかは微妙な気がするので、一応おまけに入れとく。

夢ぐも(ひだまりスケッチ×ハニカム)

条件には微妙に合わないような気がしたからおまけ枠です。でもめっちゃ好き。にもかかわらずアニメは見てない。

きんモザのED

1期はYour Voice、2期はMy Best Friends。条件には微妙に合わない(気がする)けどどっちも良曲。

We took each other's hand(がっこうぐらし!)

練乳を〜奪いなさい〜(when you are by my side)
あんなパフェ~(I never felt)
そう、コンクリート(so complete)
フウーン

4話でしかEDとして流れてないし、流れ方が、ね?
まあ確かにめっちゃ穏かだし浄化されるけど、浄化されるのは我々の心だけではなかったのであった。

NO, Thank You!(けいおん!!)

あの「けいおん!」の2期後半のED。ひたすらカッコいいので挙げざるを得ない。今回の記事の条件には合わないけど、是非聴きましょう。そして「けいおん!」を見ましょう。

おわり

説明の文章量が偏りすぎでは? お前どんだけゆゆ式好きなんだよ

ステラのまほうNEW GAME!は全巻持ってます。ゆゆ式は途中まで、スロウスタートがっこうぐらし!は1巻も買えてません。糾弾するなら金をくれ