天才クールスレンダー美少女になりたい

チラシの表(なぜなら私はチラシの表にも印刷の上からメモを書くため)

質問返し その2 (2024-04-28)

趣旨:

yuyusuki.hatenablog.com

本編

No. 15 (印度)

印度で最も好きな注文の仕方を教えてください。

印度というのは下北沢にあるカレー屋さんのことだと思います。あの店に「注文の仕方」なんて概念あったっけ……と思ったけど、何を頼むかってことでしょうか。

コロナのせいで駒場キャンパスに碌に通ってないので下北沢にも全然行ってないんですが、とはいえ3年生以降にサークルの用事等で駒場キャンパスに行くことがちょくちょくあったので、下北沢まで足を伸ばして印度に行ったことはあります(たぶん1回だけ)。普通にチーズナン食べ放題が安定択なので、次回行ったとしても同様にチーズナンを貪り食うと思います。

ちなみに好きな言葉は「食べ放題」と「お代わり自由」、次が「大盛無料」です。

No. 16 (きららアニメ)

全きららアニメ一気見するまで眠れません配信

さすがに寝落ちするので一気見は無理です。それはそれとして、Annictの記録とオタクの記事を参考に見ていないやつをリストアップしました。

annict.com

punyai.hatenablog.com

  • ひだまりスケッチ (1期以外)
  • ドージンワーク
  • かなめも
  • GA 芸術科アートデザインクラス
  • 夢喰いメリー
  • Aチャンネル
  • みのりスクランブル!
  • キルミーベイベー
  • あっちこっち
  • きんいろモザイク (映画2本)
  • ご注文はうさぎですか?(映画+3期)
  • ハナヤマタ
  • 幸腹グラフィティ
  • わかば*ガール
  • 城下町のダンデライオン
  • あんハピ♪
  • ゆるキャン△ (1期以外全部)
  • こみっくがーるず
  • はるかなレシーブ
  • アニマエール!
  • まちカドまぞく (1期・2期)
  • 球詠
  • おちこぼれフルーツタルト
  • スローループ
  • RPG不動産
  • 星屑テレパス

助けてくれ。見てなさすぎる。きらら同好会の会員として見た方がいいのは分かってる、分かってるんですが……

No. 17 (キャラの美少女性)

天ク美の美の部分、たぶん現実世界でひとを美人だと判断することができないと思うんですけど (勝手な共感) 、創作中での美少女を美少女たらしめるの、どうします? ひとが「美少女である」っていう状態、何でしょう……

「できない」とまで断定していいかは正直自分でも分かりませんが、現実の人の外見に対する美醜の感覚が私にあまり備わっていない(かなり弱い)のは事実です。ただし、現実の人間と創作中のキャラ(二次元美少女とか)は全く異なる存在なので、前者の外見に対する美的判断が苦手あるいは不可能だからといって後者の外見についても同様だとは限らない気もします。

まあ私はどっちも苦手なんですけど。

いずれにせよ、現実の人の外見に対する美的判断ができない人間はメイクとかファッションとかが苦手だろうし、二次元存在の外見を評価できない人間がイラストレータになるのも同様の理由で難しいはずですが、物語の中のキャラを美少女として説得力ある形で登場させるだけなら私みたいな人間でも割となんとかなりますよ。たぶん。

こういう悩みを抱えうるのはたぶん小説を書いてる人だと思うので、その前提で回答します。漫画とかなら絵の力が強いおかげでこういう部分に悩まなさそうだし、というか仮に違っても絵を描かない私から適切なアドバイスはできないので。いや冷静に考えると小説ですらアドバイスできなくない?

まあ、アレです。とりあえず「足が長い」「腕が細い」「切れ長の目」みたいな描写で読者が概ね共有してる美少女のイメージを喚起するのがいいんじゃないでしょうか。百合テンプレだったら「まつげが長い」とかもありますね。テンプレすぎるけど、だからこそ効果があると思います。全体をテンプレ的に固めるのも良し、一部だけ入れ替えてギャップを狙うも良し(たとえば儚げな容姿だけど目力が強いとか)。

そして駄目押しで外見描写をキャラの雰囲気や言動に結びつけましょう。たとえば「腕が細い」から「触ったら壊れそう」に、あるいは「切れ長の目」から「凛とした力強い視線」に繋げるとか。ここで比喩を使うのもアリでしょう。

で、たぶん美少女要素ってあちこちに軽く挿入した方が効果あると思うんですが(サブリミナル!)、このテクは初回に美少女描写をがっつりやるとき以外にも、随所で何気ない彼女の描写と共に使えるので便利です。彼女が主人公を見る任意の場面で「澄んだ瞳」って書けるし、あるいは彼女が声を発する任意の場面で「鈴のような声」と書けます。もちろん形容過多でウザくならない程度に抑えましょう。


以上、一次創作エアプの戯言でした。二次創作だと美少女描写を省いても原作ブーストで可愛く美しくなってしまうのでこういうテクを疎かにしがちです。こないだ書いた二次創作の恋愛小説もそういう描写は完全にオミットしちゃってたし。いくら主人公が好きな人の所作全てにときめいてしまうタイプだとしても、一人称の地の文で「可愛い」とひたすら語らせるのはさすがに芸がなかった気がします。猛省。

No. 18 (ふぁぼんの化学離れ)

ふぁぼんさん,最初認識したときは化学の人というイメージだったのに,どうして化学から離れてしまったのですか.

これについては正直かなり申し訳ないです。日本化学会に土下座。

なんか高2くらいのときに化学への情熱が燃え尽きて、ちょうどその頃入れ替わりでロシア語がアツくなってたんですよ。そのまま続けてたら文転してました。情報系はそもそも点数的に行けない上に「研究」のイメージが持てず、化学は別に嫌いじゃないけど研究者として興味があるのはどっちかというと歴史学だったので。研究者志望は小学生の頃から20年弱ずっと変わっておらず、その前提で進路選択を行った結果私は現在文学部の院で近現代ロシア史をやっています。

化学は途中で冷めてしまった一方プログラミングとかはもう10年近く続いており、何が分かれ目だったのかイマイチ分かりません。

No. 19 (完全情報ゲーム遍歴)

ふぁぼん先生チェスとか造詣深そうですよね。そうでもないよ、とおっしゃるかもしれませんがどうでしょう。せっかくなので先生のアブストラクトアナログゲーム歴について語ってほしいです。

これは初めて知ったのですが、どうも確定完全情報ゲームのことをアブストラクトゲームと呼ぶらしいです。

note.com

こういう類のゲームは本当に一切できません。将棋とリバーシ(オセロ)と五目並べはルールだけ知っています(連珠は知りません)。


そもそも対戦ゲーム全般が性に合わないんですよね。「相手に勝ちたい」ではなく「自分が上手くなりたい」という気持ちでゲームをやっている上に、「自分が上手くなる」上で他者の意図が絡む要素をノイズとしか感じないので。パーティーゲームとしてゆるく遊ぶ分には気にならないのですが、ちょっとでも上手くなろうと思ってしまった瞬間「これ強くなろうと思ったら他者と向き合わないといけないのか……ダルいな……」となって冷めてしまいます。

たとえば私は小学生の頃にポケモンをやっていたのですが、育成論を考えたり厳選したりするのは猛烈に楽しかったくせに実際にバトルをやってみた瞬間「いや対人戦は別に楽しくないな……」となってフェードアウトしました。将棋も小学生の頃に似た状況になって飽きました。詰め将棋は好きだったんですが……(ろくに解けなかったけど、それはそれとして)

対人戦という形式自体ではなく自分のプレイに他者の意図が「干渉」してくるのが嫌なので、プレイヤーがそれぞれ独立にプレイした上でスコアとかタイムを競うのであれば楽しく遊べます。最近ご無沙汰ですがGeoGuessrなんかが好例ですね。やったことないけど、ぷよぷよの「相手を邪魔する」要素あたりがギリギリ許せるか許せないかのラインな気がしています。

ここまでは好き嫌いの話ですが、さらに得意不得意の話になると、まず対人戦の読み合い要素は好きじゃないだけでなく苦手です。おまけに、「戦略」を実際のプレイに適用すること自体もおそらく苦手です。たとえば、リバーシは読み合いを無視して自分のことだけ考えて打っても割となんとかなるので例外的に好きなのですが、理論を知っていてもその通りに打てるわけではないので普通に弱いです。テトリスもソロプレイだし嫌いになる要素がないのですが、かといって上手くなれる気はしません。下手の横好き。


逆に、私がハマったゲームは育成系(クッキークリッカー、プロセカ、艦これ)やアクション系(しょぼんのアクション、プロセカ)やタワーディフェンス系(艦これ)やパズル・クイズ系(GeoGuessr)などになるでしょうか。我ながら偏ってるな……

No. 20 (小論文、猿蟹合戦)

唐突な話で恐縮ですが、実は慶應義塾大学医学部入試の小論文試験って、かなり面白い問題が多いのですよね。せっかくなのでふぁぼんさんも挑戦してみませんか? 以下、私が独断と偏見で選ぶイチオシの過去問です。

問1. 2013年度
もし貴方が慶應義塾大学の医学部の入試体制を新たに構想することになった場合、受験者の真の資質を評価するために、一体どのような入試を実施するか。理由とともに400字以内で述べよ。

問2. 2020年度
芥川龍之介の『猿蟹合戦』(青空文庫) を読んだうえで、貴方が復讐についてどう考えるかを400字以内で述べよ。

(試験本番の制限時間はそれぞれ30-35分程度ですが、今回は必ずしもそれに従う必要はありません。また、解答に際しては、医学部受験生になりきって執筆するのも、あるいはそのような立場や制約から離れたものを作成するのも、どちらでも良いものとします)

私の嫌いなものランキングを作ったら、小論文とか英作文とか語学試験の面接でありがちな「あなたはどう思いますか」問題とかは間違いなく上位に来ます。書くことがないんですよ。ダルいので問題は解きません。すまんね。


それはそれとして、芥川龍之介の「猿蟹合戦」を読みました。露悪と冷笑だけの文章[要出典]でも文豪が書いたら歴史に残るのって冷静に考えると結構すごいですね。

www.aozora.gr.jp

以下、「猿蟹合戦」と書いたら芥川龍之介の小説を、「さるかに合戦」と書けばオリジナルの民話を指します。


気になったのは、「社会主義の某首領」が蟹を非難している部分です。もし「さるかに合戦」の内容が現実に起こって、そのニュースに社会主義者が触れれば、おそらく「猿が蟹を搾取している」と解釈するでしょう。もちろん社会主義にもいろんな党派があるので一概には言えないのですが、大正時代の日本で「社会主義者の某首領」と呼ばれるほどの立場にいた人間がこの解釈に賛成しないとは考えづらいです。そして、同様の理屈で「さるかに合戦」について社会主義者が蟹を非難するのもまずありえないでしょう。

なお、ボリシェヴィキが農民を反動的とみなして敵視したように、社会主義者が蟹を反動的だと非難すること自体は十分ありえます。しかしそれはあくまで「蟹が社会主義を拒否している」というような文脈の話で、「さるかに合戦」はそういう話じゃないのでやはりコメントとして不自然です。社会主義者が猿に自分たちを投影しているなら別ですが、さすがにそんなわけない。

蟹に対する他の非難が少なくとも理屈としては通っているのに社会主義者のところだけ変なのですが、これってどう解釈すればいいんでしょうね。この部分だけなら「社会主義者がその主張に反し権力に迎合して搾取に加担している」と糾弾しているというふうに読めなくはない気もしますが(第二インターナショナルの分裂が1914年でこの作品が1923年)、これは全体の「人情を捨てよ、諦めて資本主義や近代を受け入れよ」という論旨と正反対です。いや、むしろ「表向きは近代万歳と書いているが全体として近代を肯定する文章ではない」と読むべきなんですかね?


何も分からん。






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