天才クールスレンダー美少女になりたい

チラシの表(なぜなら私はチラシの表にも印刷の上からメモを書くため)

2018年11月に読んだ本まとめ

バルカンをフィールドワークする

バルカンをフィールドワークする―ことばを訪ねて

バルカンをフィールドワークする―ことばを訪ねて

ユーゴスラビアの国々、特にセルビアマケドニアに魅せられた筆者が言語地理学という武器とともにバルカン半島の複雑な言語事情と格闘するお話。

そもそも、あまり知らない国に行って苦労するという体験だけで面白さは約束されている。見知らぬ言語、文化、そして食べ物。
特に、言語についてのエッセイだけあって、言語接触とか言語連合とかの話がいろいろあって面白い。残念ながら私は言語学に詳しくないけど、それでも十分に面白かった。

あと、崩壊前後の(旧)ユーゴスラビアの雰囲気がよく伝わってくる。歴史としてのみ知っていたあれこれを実感を伴って理解できた。

「その昔、バルカン半島の片隅に、ひとつの国がありました」

嘘つきアーニャの真っ赤な真実

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

嘘つきアーニャの真っ赤な真実 (角川文庫)

これもエッセイ。歴史として知っていることを実感をもって捉え直す活動の一環として読んだ。ほんとは本の紹介のノルマを消化するために前から気になってた本を借りただけ

プラハとかルーマニアとかユーゴスラビアとか、そこらへんの話が主に載ってる。

亡命ロシア料理

エッセイ3つ目。オススメ。

yuyusuki.hatenablog.com

スターリンの将軍 ジューコフ

これも面白かった。

yuyusuki.hatenablog.com

ヘルシープログラマ

ヘルシープログラマ ―プログラミングを楽しく続けるための健康Hack

ヘルシープログラマ ―プログラミングを楽しく続けるための健康Hack

あのオライリーが出した健康についての本。動物が表紙の例のシリーズと完全に同じ体裁なので脳がバグる。

人体の仕組みを知り、上手いことハックして科学的根拠のある健康法をやっていきましょう。

どうでもいいけど、一部(全部ではない)の章題が「健康のブートストラップ」「アジャイルなダイエット」「健康のリファクタリング」とかそういう感じなのウケる。あと最後の日本語版特典「散歩とイングレス」がジワる。

旅行者の朝食

旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)

エッセイ4つ目。食道楽の筆者がひたすら食べ物について語るやつ。授業中に読んだのだが、ちょうどお腹が空いてきて大変だった。要は飯テロ注意ということ。

全部食べ物の話なのだが、話は多岐に渡る。つまり筆者のネタの引き出しが多い。

雑感

それぞれの本について書きたいことはいろいろあるんですけど、うまく文章で繋げることができない。普段Twitterで短文ばっかり書いてるツケが回ってきたのかも。
なんらかの訓練が必要だとは思うけど、いったいどういう訓練をすればいいのか……

他のは短いし雑なのに亡命ロシア料理とジューコフのだけ別記事になる程度に長いな。急に饒舌になるオタクかよ

「スターリンの将軍 ジューコフ」感想

スターリンの将軍 ジューコフ

スターリンの将軍 ジューコフ

伝説的なソ連の将軍であるジューコフに、今までのイメージに固執することなく迫った本。ペレストロイカソ連崩壊の後に公開された様々な史料を駆使し、誇張された神話を剥ぎ取り、複雑で矛盾に満ちた彼の人生を描ききったジューコフ伝の決定版。

前半はジューコフが軍人として栄達を重ねる様子を書いている。ソ連の戦史とか軍事、特に大祖国戦争(東部戦線、独ソ戦)に興味がある人におすすめ。
後半(といっても最後の1/4くらい)は戦後ソ連の権力闘争について書かれている。巨大組織内の権力闘争が好きな人におすすめ。

この本の一番の特長は、著者の公平で客観的な姿勢が随所で感じられることではないか。

たとえば、ジューコフ本人をはじめとする様々な軍人の回想録は重要な史料だが、さりとて100%無批判に受け入れられるものではない。他人を攻撃するために作り話を載せたり、自分をよく見せるために責任逃れをしたりと、そういう歪曲が多々見られる。
だから、著者は誰のどの史料に対しても批判的に検証し、歪曲の意図や理由を含めてできる限りの推論をしている。史料に相対する歴史家の苦闘が感じられて、単なる歴史マニアの私としては頭が下がる思いである。

我々はともすれば、わかりやすいメッセージ性を最優先したり、単純な物語に歴史を嵌め込んだりしがちだ。詳しくない分野は特に。
人間だから間違えるのは当然だが、それでも歴史マニアを名乗る以上、自分の理解が雑である可能性くらいはせめて常に自覚しておきたい。

あと、些末な話だけど、リーディヤ・ルスラーノヴァ(Лидия Андреевна Русланова)がジューコフとの関係(愛人とかそういうのではなく、政治的な話)を疑われて投獄されてるのは意外だった。確かに彼女はソ連でもめちゃくちゃ有名な音楽家・歌手だったし、前線でも士気高揚のためいろいろ歌ってたらしいのでジューコフと知り合うこともあっただろうけど。

リーディヤ・ルスラーノヴァは日本だとめちゃくちゃマイナーでWikipediaの記事すらない有様だけど、ロシア民謡を歌ってヒットしたソ連有数の歌手で、日本でも知られている代表曲はカチューシャ。解放直後(まだドイツ軍が完全降伏していない時期)のライヒスターク(ベルリンの国会議事堂)やブランデンブルク門でコンサートしてたりもする。(ロシア語版Wikipedia情報)
つまり日本における美空ひばりみたいなもんだろうか。知らんけど。

ところで、そのうちアニメ化されるかもしれない「連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ」にリュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァってウィッチがいるじゃないですか。モデルはもうお分かりですね?

ところで、もっと詳しい書評を発見したので貼っておきます。

geocitiesはもうすぐ死ぬらしいので、Web Archiveの方も。

「亡命ロシア料理」感想

この本は以下の要素から構成されています。

  • アメリカ(あるいは西欧諸国)の料理への愚痴
  • アネクドート的なユーモア、皮肉、ウィット
  • 故郷、そして懐かしい味への愛

簡単に言えば、亡命ロシア人が故郷ロシアの味をアメリカで再現しようとする話。



まず、文章がいちいち軽妙で愉快。私はクスっと笑える表現を文章にたくさん散りばめるタイプのウィットに溢れる文章が大好きで、この本の文章はかなり理想形に近い。作者も訳者もすごい。というかあの沼野充義先生が訳してるのすごい。私もこういう諧謔に溢れる文章を書けるようになりたい。

例えば、この本には「母国語のように愛しいタン」という章がある。ロシア語をやっている人ならピンと来る人もいるのではないかと思うが、元の題名は端的に"родной язык"だ。родной языкは母語という意味だが、роднойには「愛しい」、языкには「舌」という意味もある。

こういう言葉遊びを含めて、この本はとにかく秀逸。

ちなみに、明らかな駄洒落である「スメタナを勧めたな」の原題はсмысл сметаны(スメタナの意義)なので、これは訳者の遊び心。そもそも原作が洒落と皮肉、そして有名な詩や文学のパロディから構成されているので、こういう遊び心が違和感なく溶け込んでいる。


これは確かに料理エッセイだが、筆者の舌鋒は料理だけに向かうものではない。料理に絡めて、時には文明を批評し、時には文学や歴史を語る。まあ、そもそも料理は文化であるから、文化に言及せずに料理を語ることはそもそも不可能なのだが。
きつい文明批評を料理エッセイとユーモアのオブラートで包んだ……と表現するとちょっとまずいだろうか。読めば分かるが、筆者らの食に対する熱意というのはすさまじく、「テーマは文化論・文明批評です」なんてとても言えない。やはり、料理エッセイであり文化論や文明批評の本でもある、という説明が一番妥当だろう。


ああ、夜中にこんな本を読んで書評を書こうとした私が馬鹿だった。これでは飯テロを自分から食らいにいくようなものである。
レシピはちゃんと書いてあるので、料理に慣れた人なら作ることもできるだろう。私は残念ながら料理は得意でないので、おとなしくボルシチペリメニ摩耶駅前水道筋商店街のロシア料理店(なんとресторанではなくмагазинである)で買ってこようと思う。あそこの店は安くて美味しくてマジで最高。

「響け!ユーフォニアム」の聖地巡礼(2回目)の話

11月9日、学校の遠足で宇治に行った。
幸いなことに、10時と12時〜12時半に点呼が2回あるだけで自由行動だったので、オタクたちとユーフォの聖地巡礼をすることにした。
(ところで終わりの点呼ちょっと早すぎませんかね?)


ところでこちらは前回の聖地巡礼の記事。前回載せた写真は省略するので悪しからず。

yuyusuki.hatenablog.com

画像が多いので注意。

続きを読む

AquaSKKを導入したらSKK中毒になった話

4コマです。SKK沼に堕ちました。

SKKって何

ちょっと(ちょっとだけ)変なIMEニコニコ大百科がなぜか詳しい。

dic.nicovideo.jp

辞書登録がシームレスにできたり、送り仮名の位置を指定できたり(指定しないといけないとも言う)、とにかくちょっと変わったIME。一気に打って一発変換! ということができない分、単語あるいは文節ごとに変換するので「お前そこ文節の区切りちゃう〜〜」ということがない。
あと、一気に打って変換すると正しい漢字になってるかのチェックが大変じゃないですか? SKKならこまめに変換するので眼の負担が軽いです。知らんけど。

shiftキー押すの大変? そんなあなたにSandS!

SandSというのは、スペースキーと別のキーを同時押しした際にスペースキーがshiftキーになるという設定のこと。

SKKはshiftキーを酷使するから、普通にやってると小指が過労死する。しかも小指は一番力が弱い指なので……

そこで、親指で打てるスペースキーをshiftキーの代わりにしてしまおうというのがSandS。合理的。

Karabiner-ElementsのComplex Modificationのとこに"Change spacebar to left_shift(Post spacebar if pressed alone)"ってルールがあるので有効化した。
やっぱKarabiner-Elementsは偉大だし、これなしでは生きていけない。割と本気で。

あと、スペースキー長押しでスペース連打ができなくなる。普通スペース連打する機会なんてないから問題にはならないけどね。

ちなみに初めは親指が痛かった。まあ普段キーボードで入力してて親指ってほとんど使わないもんね。(今は慣れたのでなんともないです)


感想

初めは平仮名部分でも癖でEnterを押してしまうことがよくあった。ニコ動のコメントで誤送信をやらかしたこともある。

まあ、ひたすらツイートで日本語入力してたらすぐ慣れた。慣れるともはやGoogle日本語入力に戻れない。もちろんしばらく使えば慣れて戻れるんだろうけど、別に戻る動機もないし。

もともと、Google日本語入力でも変換候補を表示した状態で次の入力をすれば確定されるので、Enterキーを押す頻度は人より低かった。とはいえ、平仮名の連続はどうしようもないのでEnterを押していて、それが多少面倒だった。平仮名でひたすら入力してるとどんどん文字が入力されていって大変快適。

あと、単純に変換の区切りを自分で決めるというのに病み付きになっている。好みがめちゃくちゃ分かれそうな仕組みだが、私にはめっちゃ向いていた気がする。たまに送り仮名の位置を間違えるのはご愛嬌ということで。

SKKのデメリットとして、文脈による漢字の変換ができないため漢字の変換が多少大変というのがある。ここらへんは漢直(漢字直接入力)でなんとかなる気がするので、そろそろ漢直も導入したい。

あとは固有名詞かな。残念なことに、ラノベやアニメに出てくるキャラの名前などを変換したくていちいち調べる必要があるのが面倒。なんかいい感じのデータは転がっていないかな……(Social IMEは残念ながらサービス終了してる)

数学・理科甲子園(科学の甲子園 兵庫県予選) 大戦犯の懺悔

3行まとめ

本選の理科分野の実験(化学・生物系)でやらかし、決勝進出を逃しました。A級戦犯です。ところでA級戦犯を永久戦犯だと思ってた人いるでしょ絶対

懺悔の前に: 数学・理科甲子園の流れ

チームは6人以上8人以下、同じ学校の生徒だけで登録。

なお、細かい点は今年の話なので、来年とか去年とかどうなるか(どうなってたか)は知りません。

予選

個人戦団体戦があって、それぞれ3人ずつ出場。両方に出ることはできない。
個人戦は3人が同じ8問を解いて、16点ずつ3人分の点数を競う。つまり1問2点。今回は確か全部で25分だった気がする。
団体戦は3人が6点の問題8問を協力して解く。1問ずつ2分から4分の時間制限がある。
つまり、個人戦団体戦は48点ずつ。

本選

予選の上位16チームチームが出場。数学分野と理科分野があって、それぞれ3名。これまた1人も被ってはいけない。
数学分野が20分で32点、理科分野が40分で64点。

決勝

課題を出されて、解法とかを審査員の前で発表する。どうも予選や本選よりも点数のウエイトが重いらしい。

体験記

予選

団体戦に出場。頭があれば解ける問題を1つミスして6点失点。その他2問間違えて戦犯になる。(まあ3人いるから連帯責任と言えなくもないですが)

ただ、個人戦に出た人々がガチ勢だったため個人戦でぶっちぎり一位となり、全体では2位に2点差をつけ辛くも1位通過。どこが「辛くも」やねん

この時点では「私が戦犯!w」と冗談を言えたのだ。そう、この時点では……

あと、学校名のところに自分の名前を書いてチームメイトに笑われた。それまでちゃんと正しく学校名書いてたのに。

本選 数学分野

数学分野では強者3人が安定のパフォーマンスを見せてくれた。ちなみに、テトロミノ5種類(裏表に使える)を2つ以上使って線対称の図形をたくさん作る、というものだった。様子を見ているとそれなりにできたっぽいので、「理科で爆死しなかったら本選は突破できそうやな」とは正直思った。フラグ

本選 理科分野

悪夢。

他の2人は物理とか工作の人材だったので必然的に私が主体となって取り組むことになったのでした。

問題文を引用するぞい。

酵母インベルターゼという酵素を分泌する。この酵素のはたらきによりスクロース(分子量342)がグルコースとフルクトース(いずれも分子量180)に分解され、酵母中に取り込まれる。

C12H22O11(スクロース) + H2O → C6H12O6(グルコース) + C6H12O6(フルクトース)

また、グルコースやフルクトースを基質としたときのアルコール発酵の化学反応式は次のとおりであることが知られている。

C6H12O6 → 2C2H5OH + 2CO2

これらを参考に与えられた器具と溶液を用いて予備実験等を行い、最適と考えられる条件下で5分間にできるだけ多くの気体を発生させなさい。気体は水上置換法によりメスシリンダーに回収しなさい。より多くの気体を回収できたチームに高得点を与える。

与えられたのは30%スクロース溶液、30%グルコース溶液、10%パン酵母懸濁液。あとは実験に必要なストップウォッチとか試験管とかゴム管とかメスシリンダーとかピペットとか水槽とか。温めるためのカイロも配られました。
制限時間は40分、気体発生のために使える(試験管の中に入れられる)液体は10mLまで。



この試験の最大の論点は結局のところ、スクロース溶液とグルコース溶液と酵母懸濁液の最適な比率を見つけることです。これができなればどれだけ頑張っても死亡確定。

ふぁぼん「触媒の量を全体の1/3と1/6の2つ用意して試してみよう」
一同「は? 全然気体が出てこないんだが……いくらスクロースグルコースとフルクトースに分解する時間が必要だといっても遅すぎへん?????」

最終的に、残り6分を切った時点で気体発生の勢いが一番マシだった混合物(確か酵母懸濁液2mLとスクロース6mLだったかな)に酵母を追加投入して10mLにしてから、5分間の一発計測ということになりました。ここで触媒を追加投入したのは不幸中の幸いだったかも。こんな格言を知ってる?焼け石に水

記録は5.5mL。ちなみに1位は19.5mLだったかな。

そして、点数は5mLを超えた分に比例するシステムでした。1位が64点になるように調整されるので、我が校の点数は……

64*(5.5-5)/(19.5-5)=2.2

†2点†

終わった後の解説によると、最適な比率は溶液:触媒(酵母懸濁液)がだいたい1:8とか1:9らしいです。

は? 酵母懸濁液の方が圧倒的多量なの? んなもん分かるかいな

余談ですが、スクロースグルコースのどちらが良いかというと、解説曰くスクロースだとか。酵母は生き物なので浸透圧が高いと弱るかららしい。
(分子量が違うので同じ質量パーセント濃度でもモル濃度はグルコースの方が2倍。よってスクロース溶液の方が浸透圧が低い)

決勝

私が全てを台無しにする失敗をしてしまったせいで、当然決勝は行けませんでした。

決勝ではなんか物理の測定問題が出て、決勝出場チームがどこも模範解答に辿り着けなかった中、チームメイトは普通に模範解答を導き出してました。私がポカしなければ優勝して全国に行けたのでは???

反省

スクロース溶液またはグルコース溶液と酵母懸濁液の最適比は1:9とか1:8くらいだったのに、3:1とか2:1とか見当はずれの範囲でしか予備実験しなかった。当然速度がめっちゃ落ちるので、予備実験の時間がゴリゴリ削られた(持ち時間をほぼ使い果たした)。ついでに気体の発生速度がめっちゃ落ちて結果も悲惨なことになった。
ちなみに、実験中は「速度が遅いのはカイロで温めるのが十分でないからでしょ」と思っていました。(実際は単に酵母が少なすぎただけ)

まあ、要は、触媒だから触媒量(つまり少量)でいいだろうという思い込みがあったって話です。いくら酵母懸濁液の濃度が10%で水溶液が30%だからといって、触媒の方が圧倒的に多いのが最適だとは夢にも思わなかった……

他にもいろいろ反省するところはあるんですが、ぶっちゃけこれが強烈すぎて他に振り返るべき点が霞んで見える。

  • 題意の把握に時間がかかった
  • 触媒が生物という意識がなかった。ひたすら加熱していた、ワンチャン最後の方は失活していたかも
  • 生物だから周りが濃すぎると浸透圧で弱るということまで考えがまわらなかった(それ以前の問題)

こういう実験はそんなにヤバイはずがない(例えば制限時間40分なのに反応が始まるまで15分掛かるとか、そんなことはありえない)ので、15分経っても全然気体が出てこないのはつまり何かおかしいと気付けたはず。で、触媒の量が少なすぎる可能性に思い当たれば、そうすれば残りの20分くらいで十分やり直して計測できたと思う。

結局のところ、私の思考力が消滅していたせいということでファイナルアンサーです。こういうのは後出しジャンケンだし、たられば言っても仕方ないんだけどね……

後輩へのアドバイス

化学の実験マジで怖い。物理実験は(誤差が少なくなるような測定法をすれば)まあ大失敗はしないでしょうけど、化学は反応がちゃんと起きないとかいう最悪の事態もありえるので……

条件を変えて何回か実験できるなら極端な条件も試してみるべき。思い込みは大変怖い。

何かおかしいな? と思ったら条件や操作を再検討するべき。大会の理念上、試行錯誤して正解にたどり着くような問題になってるだろうから(「どっかでミスると即終了サドンデス一発勝負」みたいな問題は出ないはず)、要領よくやれば失敗が判明した時点からでもリカバリは可能なはず。

あと、科学の甲子園は実験屋が多いほど強いです。普段から実験とか物理工作とかしてる人を集めてきましょう。全国大会を見据えると理論屋がいないのは困るので、数学や理論物理ガチ勢も入れておこう。
ぶっちゃけ県大会の筆記試験は(うちの生徒なら落ち着いて解けば)誰が受けても圧勝できるはず。私は爆死しました

なんだかんだ強い人材がたくさんいるのに、能力を発揮できずにバカみたいなやらかしで落ちるのマジでもったいないぞ……(戒め)

最近、言葉が好きだ

最近、言葉が好きだ。

近況報告

最近やっていること:

クッキークリッカーにもハマっているが(始めてからもう1年だ)、それは今回の自分語りとは無関係だから省いておく。

やりたいこと、興味があること:

など。

だいたいやってることもやりたいことも言語とか言葉に関係するものばっかりですね……

お気持ち表明

最近、自然言語というテーマに一生を賭けてもいいかなって思い始めている。仕事にするのか趣味でやるのか、具体的にどういう方向でやるかとかはまだ分からないけれど。

日本語の言語運用能力は人並みにあるし、英語やロシア語でも(まだまだ精進が必要だが)読んだり書いたりできるし、新しい言語を学ぶ意欲も(興味さえ湧けば)あるし、文章も多少書けるし、論理立った思考も人並みにできるし、プログラミングも多少できるので、そこらへん活かしてこの先生きのこりたいところ。

言葉と論理の力を磨いてこのゴミな世界で生き抜こう!