天才クールスレンダー美少女になりたい

ふぁぼんが適当なことを言うブログ

2019年8月に読んだ本まとめ

ロシアの「LGBT性的少数者の過去と現在

良著。特に、話者の性別が文法的に反映されるロシア語で性別に悩まされずに話す方法が面白かった。

日本の異国 在日外国人の知られざる日常

東京の在日外国人コミュニティに焦点を当てた本。当然、出てくる地域はことごとく東京、あるいは周辺の首都圏なわけで、本場の味が楽しめるレストランの描写を読みながら「東京人許さん」となったのは仕方がないことだと思う。

まあ、大阪にも探せばその手の店は結構あるんですけど。つまり私が東南アジアから中東にかけてのエスニック料理店を開拓していないのが悪い。

さて、私の「ホームグラウンド」、あるいは専門——大して専門知識があるわけでもない一般的な高校生が「専門」なんて傲慢かもしれないが——は旧ソ連だ。残念ながら、この本に旧ソ連は出てこない。ヨーロッパから来た人々のコミュニティは本書の扱う範囲外なのだろうけど、中央アジアが出てこないのはいささか悲しい。都内にはウズベク料理店が複数あるし、2018年の統計によると、東京都に住むウズベキスタン国民は2000人ほどで、なんとパキスタン人より多いのだが。

最後のは明らかに難癖なので気にしなくてもいい。とにかく良著だったし、在日外国人のコミュニティに興味がある人は読んで損はない。

日本政府、特に入管は滅べ。

レッド・アトラス 恐るべきソ連の世界地図

地図には詳しくないが、それでも楽しく読めた。ソ連が好きな人なら楽しめるはず。

冴えない彼女の育てかた 6巻&FD

6巻は英梨々と加藤恵の巻だった。今まで完全に空気だった加藤恵の逆襲が激しい。

そしてFDはファンディスク、つまりラノベ業界的語彙で言えばSSあるいは短編集。私は霞ヶ丘詩羽さんが好きなので、彼女の話が2本あって大変嬉しかった。やっぱり私は小説が、そして物語が好きなのだ。そして、物語を生み出す営みを覗き見できるなんてなんと幸せなのだろう。

編集の町田苑子さん、詩羽先輩、そして主人公の物語をもっと読みたい。そろそろ外伝の「恋するメトロノーム」を読むべきだろうか。あれ図書館になかったんだよなあ……買うか……

ところで、安芸倫也は主人公で無産オタクということになっているから、化け物揃いのblessing softwareの中でも凡人に見える。しかし、実は絵もスケッチ程度なら多少描けてシナリオも書けて壁サークルを運営(列整理とか)できるだけの能力があって編集者の仕事ができて宣伝が上手というチートみたいな人間である。チート度合いだったら、チート的能力が一分野に限定されている分だけ詩羽先輩や英梨々の方がマシなのではないか。