天才クールスレンダー美少女になりたい

チラシの表(なぜなら私はチラシの表にも印刷の上からメモを書くため)

サークル「東京大学きらら同好会」の合同誌2冊に文章を3本寄稿して即売会で売ってきた話

サークル(ダブルミーニング)









サークル「東京大学きらら同好会」で10月24日開催の即売会「よんこま文化祭」に参加し、恋する小惑星合同誌「#FindOurStars vol.2」と、「きらら」合同誌の「Micare vol.1」(+一瞬で完売した既刊「#FindOurStars vol.1」若干冊)を頒布しました。




www.melonbooks.co.jp

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メロンブックスで委託販売してもらっています。よってメロブの通販で買えます。あるいは、店舗取り寄せ(さくっと注文)を利用すると送料とか手数料が割と安くなります。もともとたかが100円ですが、取り寄せ商品の合計額が1100円を超えると手数料無料になるんですよ。

特にMicareの方が在庫僅少です。欲しい方はお早めに。まあどうせそのうち増刷しますけど、しばらく先になりそうなので。

本の紹介

#FindOurStars vol.2

恋する小惑星の合同誌、なんと2巻です。

utkiraracircle.github.io

ナナチカ探偵団と不可能な虹」は、ミステリオタクの私が割と真面目に書いた地理地学百合ライトミステリです。ミステリのオタクにも読んでほしいけど、ミステリのオタクに読まれるのは怖いという気持ちもあります。


都市工学徒猪瀬舞概念」は、工学部都市工学科の竹麻呂さんが書いた猪瀬舞概念の各論です。

yuyusuki.hatenablog.com

私は前回のvol.1に「東大生猪瀬舞概念」という題名で「イノ先輩は東京大学に進学する」という主張をしたためた記事を寄稿したのですが、最後に東京大学イノ先輩同好会なる謎の団体をぶち上げて「地学や地理を扱う諸学科の学生や卒業生、地理や地学に詳しい人、あるいは学科の内実に詳しい人は大歓迎です」などと書いて会員を募集してみたところ、マジで入部者が現れて爆笑していました。爆笑。

都市工学科に進学したイノ先輩の学生生活に迫る12ページの論考です。



国内油田巡検」は、れんず先生が書いた国内の油田の概説+巡検記事です。20ページあります。1つの油田が恋アスでちらっと言及されたというだけで本編とあまり関係ない記事を20ページも寄稿するの、完全に連想ゲーム。
これはFindOurStarsよりもMicareの方に顕著ですが、この記事に限らず、読者を自分の得意なフィールドに引きずり込んで得意分野のパワーでビンタするような記事が多いんですよね。私も「まちカドまぞく vs. ウクライナ語警察」なんてのを書いてしまったので割と他人のこと言えないんですけど。



三県境 & 渡良瀬遊水地巡検報告」は、まーしー氏による極めて穏当な聖地巡礼記事になっています。安心して読んでください。



ALMA望遠鏡の命名企画に参加しました」は、これまた順当な記事になっています。kn1chtさんは前回と今回の2冊で3回寄稿してもらっているのですが、校閲担当的には「この人の記事に変な誤字脱字はまずないだろう」という安心感があり、大変助かっています。しかも編集長の仕事もやってくれているし、締切にめちゃくちゃきっちり間に合わせるし、とにかくすごい人です。

2021年秋、チリ・ALMA望遠鏡のアンテナ66台に付ける名前を募集するキャンペーンが行われました。 恋アスにちなんだ名前を付けようと、くじら座変光星「Mira」を提案した顛末をkn1chtがレポートします。



Koias Puzzle Hunt: 7 Puzzles for the Earth Science Club」は、エクトぷらずま氏によるパズルです。

もう一度言います。
パズルです。


パズルの中でも「パズルハント」という、謎解きに近い形式のもの、らしいです。解いてもらえれば作問担当者が喜びます。解答は次号掲載となっております。おかげで次号を何がなんでも出さないといけなくなりました




恋する小惑星考察年表」は、またしてもkn1chtさんによる記事です。氏は前回のvol.1で「星空描写からの「日時特定」入門」という記事を書いていたのですが、その方法論を使って恋アスの4巻までの日時を特定し年表にしてもらいました。マジで手間かかってます。おそらく、今後の恋アスの考察や二次創作に欠かせないマストアイテムになることでしょう。



拝啓、海の向こうの空へ」は、私が書いたノーベル物理学賞記念SSです。微かにナナチカ要素があります。


さらに、あおもみじ先生によるナナチカ探偵団の表紙絵を含め、3人のイラストが載っています。いい……

Micare vol.1

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東京大学きらら同好会が満を持してお送りする、「きらら」をテーマにした合同誌です。「きらら」の合同誌という言葉から連想されるのは批評とかSSとかイラストとかでしょうが、現実には闇鍋としか言いようのない本が完成してしまいました。メロンブックスのタグが「まんがタイムきらら」「合同誌」「評論」「百合」「写真」「宇宙」「カメラ」「R・Python」「語学」「漫画」な時点でお察しです。完全オリジナルSFもあります。なんなんだよ。





初めてのきらら、どの作品がいいか」はタイトルの通りの記事です。オタク4人でオススメ作品を挙げるやつをしました。順当な「きらら」評論になっています。私もちょっと書きました。


立て看板制作報告@駒場キャンパス」もタイトルの通りです。サークルの宣伝をする立て看板を作ってキャンパスに設置したという報告を、プロマネののこ氏に書いてもらいました。
ちょうど、きら同の立て看の周囲には(政治的・社会的)主張の強い看板が多く、それが悪いとは思わないのですが、結果として砂漠に咲く花のような清涼感を漂わせています。


立て看板フォトギャラリー」はその立て看板の写真集です。屋外に設置されている蛇口の写真集も存在することですし、これくらい普通ですね。撮影者はkn1chtさんとれんず氏です。



みかーれ!」は、我らが東京大学きらら同好会の誇る神SF作家haxibami先生による、「きらら」と「東京大学」をテーマにしたSFです。キャラクターはきらら同好会内で考えたオリジナルキャラクターです。
SFを強く愛する氏が満を持してSFを執筆した——これは大変喜ばしいことです。まだ序章だけなのですが、早く続きが読みたいです。



もゆもゆに露出計を捧ぐ」は、れんず先生による電子工作記事です。またお前か。

時折真っ黒や真っ白な写真を撮ってしまう『ぎんしお少々』の塩原もゆるさんのため、シャッターを切る際に適切な光量を測れる「露出計」を作ろう……。 そう思い立ったれんず氏はいざ秋葉原へ。キャラクターのために電子工作をする一風変わった技術系記事です。

異常記事という感想しか湧かないのですが、これを異常認定してしまうと自分のウクライナ語記事も異常認定されそうなので、やめておきます。私の記事は異常じゃないので。



星屑テレパスからのモデルロケット入門」は、とにかく安定感のあるkn1chtさんによるモデルロケット入門記事です。マジで安定感ありすぎて校閲担当としては(以下略)



まちカドまぞく vs. ウクライナ語警察」は、まあ、説明文の通りなので。著者の私から追加でコメントすることは特にありません。ロシア語ガチ勢の全力をつぎ込みました。言語のオタクにまちカドまぞくとセットで送りつけたい。

まちカドまぞく6巻に登場するウクライナ語の文章に、ウクライナ語を学ぶ筆者が真っ向から向き合います。 原文の和訳、精読、文法と語法の解説、そして間違っている部分の訂正を通じて、まちカドまぞくのよりよい理解を目指します。
※ロシア語などスラヴ諸語の知識は必須ではありませんが、あればさらに楽しめます。


さらに、総勢6人によるイラスト・マンガが収録されています。ヤバい。買うしかない。みんななんで絵とか描けるん? すごすぎ

寄稿した文章の紹介+制作裏話

ナナチカ探偵団と不可能な虹

両親の家から戻る最中に、あおが新幹線から撮ったという山と虹の写真。イノ先輩の疑問をきっかけに、用事で不在のナナを除く地学部員たちはその写真に写る山を特定することに。
翌日、チカからその話を聞いたナナが「写真に不可解な点がある」と言い出して——

#FindOurStars vol.2に寄稿しました。恋する小惑星のナナとチカがメインの地理地学学園ライトミステリ短編、百合トッピングです。分量はB5で12ページ、だいたい1万字になっています。

私の人生初のミステリです。もっとも、昔からミステリのネタを考えるのが好きで——ミステリのオタクなら誰でも考えますよね?——、昔からトリックの作り方みたいなミステリ書き方講座はかなり読んでましたし、執筆してないだけで核心部分が完成しているようなネタはネタ帳にけっこう溜まってたりします。なので、私が本当の初心者かというと厳密にはそうでもないわけですが、文章として明確に形にしたのはこれが人生初です。

なんか小学生の頃にカス小説を書いたことがあった気もしますが、あれは西村京太郎に影響された私が鉄道を舞台に犯人と警察の攻防を書こうとして書けなかったやつで、謎とかトリックとか存在しないしミステリというよりはクライムサスペンスですね……(クライムサスペンスなんて呼べるほど上等なもんではないけど)
なんか、トレインジャック犯が橋の上で止めた列車から川にダイブするシーンがあった気がする。たぶん直前に「南紀オーシャンアロー号の謎」を読んでたんだろうなあ。



ミステリのオタク向けに説明すると、よくある専門知識もののミステリです。有名な例だとガリレオシリーズみたいな感じ。

オタクの「ナナちゃん主人公属性ある、探偵もの絶対に合う、誰か外伝作って」という声に共感して書こうと思ったのですが、ネタを考えるのが大変でした。
ナナちゃんを主人公にするなら、せっかくだし彼女の専門である気象の知識を謎解きに使うやつに……と思ったのですが、気象の知識がほぼない人間が気象ミステリ書くとか無理ゲーすぎるだろ。

結局、きらら同好会に所属する気象の有識者数名の助けを大いに借りながらかろうじてネタをひねり出したのはいいのですが、冷静に考えるとこれ、気象の知識があったら割とすぐ答えが分かっちゃうやつでは? 実際、完成版の作中でもナナちゃんは話を聞いただけで一瞬で推理しちゃってますし。
これはまずい。気象に詳しい人にも読んでほしいのに、謎がバレバレというのはミステリとして致命的です。ミステリの面白さの中核は謎が持つ魅力。バレバレの謎は魅力的でもなんでもないわけです。


かなり悩みました。
私が中学か高校の頃から愛読しているミステリ書き方講座を読み返したりして、なんとか謎の非自明度を上げようと考えたのですが、なかなか上手くいかなかったんですね。マジで困った。あ、この講座読んでみなさん是非ミステリ書きましょう。上げる先は「小説家になろう」でも「カクヨム」でもいいから。

素人、初心者のための具体的なミステリーの書き方


結局、気象のオタクから寄せられた知見をきっかけに突破口は見えたのですが……それでも単に一段階ひねっただけでで、ひねり方もあまり魅力的に感じなくて、あまり納得はしていません。

「謎→A」が自明だから別の真相を用意して「謎→Aじゃね?→Bでした〜」という構造にするのはいいのですが、だったら「Aじゃね?」から「Bでした〜」までの間にA説がダメというのを読者に納得させなければダメでしょう。「Aでは?→それだとこういう点が不可解→Bでした」なら(その不可解ポイントが後出しだと減点される可能性はあるにしても)まだ許されますが(ミステリオタクは可能性を否定されるたびに興奮する異常者です)、「Aでは?」から前触れもなく「Aじゃない証拠が出てきて、即座にBだと分かりました〜〜おしまい」はちょっと唐突すぎる気がします。
さんざん魅力的な謎と推理を展開した後の最後の一押しに使うならまあ許容されるかもしれませんが、気象に詳しい人にとっては「謎→A」が自明すぎて「AではなくB」しかミステリ要素がないわけで、必然的にこれがメインになってしまいます。それはちょっと……


まあ、Bという真相に意外性があるなら、意外性すらない「謎→A」ストレートよりは遥かにマシですが。なお、今回の場合、Bという真相の意外性すら(気象に詳しい人にとっては)確信できるほどではなかったので、徹底的にミスリードを狙っていくメソッドを使いました。ちゃんとできてるかは知らん。あるいはミスリードが露骨すぎた可能性もあります。


総評すると、謎の面白さや不可解さ、トリックの意外さという観点から言うと、この作品はかろうじて赤点回避かなあ……私が名作ミステリ読みすぎて眼高手低になってるという側面は間違いなくありますが。


ただし、まあ謎や仕掛けや真相の明かされ方が少々アレという部分以外に関しては(いやそこ一番大事じゃんというのは置いておいて)、ミステリオタクとしての全力を素人なりに出し尽くしたつもりです。愛と熱意は込めました。特に推理パート。とある読者さまから「めっちゃしっかりミステリの味付け」との評価を頂いております。味だけで中身は……とか言っちゃダメ
まあ、あれですよ、日常の謎だから! ライトミステリだから! (日常の謎やライトミステリというジャンルは謎のしょぼさやミステリとしての完成度の低さに対する免罪符ではありません)

やっぱミステリは好きなだけあって割と書くのが楽しかったです。なんなら推理パート書いてるときは時速1500字出てましたね。どれだけ調子がよくても時速1000字が限界の私としては明らかに爆速です。


あと、「トリック」を実際に実現できる条件を探すのにめちゃくちゃ苦労しました。分刻みの時刻表トリックが好きなオタクがこういうことやると、時間にして1分単位、角度にして1度単位の無駄な調整を始めてしまうんですが。鉄道と地理と天文と気象を組み合わせた究極の地理地学ミステリ……
しかも最悪なことに、その綿密な調整は作中で一度も言及されません。言及がないのが物語上自然なので仕方がないんですけど、もったいないと思ったので後書きに「ネタバレ考証」として書きました。ネタバレ部分の字がめっちゃ小さくなってて笑う。




3日の11時に書き終えたのですが(一応締切は2日だったのでちょいオーバー)、それから組版作業まで時間的な余裕があったので、気象有識者を含めたオタク各位からフィードバックをもらい、修正して作品の品質を上げることができました。マジで感謝してます。



ちなみに、気象ミステリには「蝶が舞ったら、謎のち晴れ」という前例があります。作者は東大で地球惑星科学の博士号を取った人らしく、まあそうだよね……という気持ちに。

拝啓、海の向こうの空へ

今年の春に星咲高校を卒業した七海悠は、その後進学して気象学を学んでいた。10月上旬のある日、そんな彼女のもとに、あるニュースが飛び込んでくる。
ノーベル物理学賞に眞鍋淑郎氏」

#FindOurStars vol.2に寄稿しました。ノーベル物理学賞2021記念SSです。時事ネタです。pixivで全文が読めます。一応、微ナナチカです。

www.pixiv.net

本来の締切が10月2日で、ナナチカ探偵団を書き終えたのが3日。ノーベル賞が5日夜、ネタが降ってきたのがその数時間後、着手が7日、執筆を進めつつ参考文献を拾ったのが7日の夜、初稿を上げたのは9日の1時半、改稿してほぼ今の形になったのが9日の5時。人々のレビューを経て修正したのが9日の20時半、投稿が10日の0時、Twitterでの告知が10日の18時。

字数が少ない+主人公が考えてるだけ+物語自体の展開は雑+小説書くの多少慣れた、の4コンボにより自分比で爆速執筆と相成りました。


エモに全振りしました。エモい気分になってくれると嬉しいです。
大学に進んでもナナチカしてくれ、という祈りを込めて。たぶん大学生ナナチカを書いたほとんど唯一のSSな気がします。

まちカドまぞく vs. ウクライナ語警察

まちカドまぞく6巻に登場するウクライナ語の文章に、ウクライナ語を学ぶ筆者が真っ向から向き合います。 原文の和訳、精読、文法と語法の解説、そして間違っている部分の訂正を通じて、まちカドまぞくのよりよい理解を目指します。
※ロシア語などスラヴ諸語の知識は必須ではありませんが、あればさらに楽しめます。

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Micare vol.1に寄稿しました。

もともとはMicareの方に寄稿する予定はなかったのですが、10月3日にナナチカ探偵団を書き終え、一応締切は過ぎているけど組版までは余裕があるということで、前から考えてた企画を急遽実行に移すことにしました。

大学図書館1(駒場キャンパスの駒場図書館)に置いてあったウクライナ語の本とまちカドまぞく6巻とインターネットのウクライナ語辞書を付き合わせて頑張り、勢いで執筆し、5日14時に初稿を上げました。なんというか、早くね? ちなみにウクライナ語を学ぶのは人生初ですが、ロシア語はだいぶガチってるので割となんとかなりました。

その後、7日の19時に大学図書館(本郷キャンパスの総合図書館)に行って、閉館する22時半までウクライナ語と格闘し、さらに加筆修正しました。本郷の方にはユーラシアセンターというところが出した巨大なウクライナ語辞典が置いてあって、マジで助かりました。ちなみに、大学に向かう途中でナナチカ探偵団の修正やノーベル賞SSの執筆に必要な参考文献も拾いました。22時半なんて時間まで大学にいたのは初めてだったのですが、その後駅までふらふら歩いてたらかなり巨大な地震に遭遇し、 無事地下鉄が止まったので歩いて帰ったというオチ。

本郷で借りた「ニューエクスプレスプラス ウクライナ語」を読んで最終チェックをしていたらミスが発見されたので、それを修正して9日4時に脱稿しました。




Re:VIEW+InDesignウクライナ語を組んだのは初めてでしたが、今までキリル文字組版にさんざん苦しんだ経験から、おそらくウクライナ語部分に適切なフォントを指定すれば大丈夫だろうと判断しました。
わざわざreview-ext.rbでキリル文字専用命令を入れ、InDesign組版に備えることにしました。一括でフォントを設定できるようにタグを作っておいたわけです。このためにウクライナ語用スタイルが用意されるわけですね……




さて、うちのサークルではRe:VIEWInDesignで本を組んでいるのですが、組版やデザイン全般を1人で担当するあをもみじ先生というワーカホリックがいらっしゃいます。2冊同時進行とかマジで過労で倒れるんじゃない?

で、なぜかInDesignに記事をインポートしたときにquoteに入れたウクライナ語の部分が改行されておらず、画面配信を見ながらキリル文字が読めない先生にボイスチャットで指示して改行を入れてもらいました。人に背中を掻いてもらうみたいなもどかしさがありましたね。マジで貴重な体験だったと思います。「あー、2行目真ん中の3みたいな文字(з)の前にあるピリオドで改行して」じゃないんですよ。対面でやれたらまだよかったんですけどね。




さて、無事入稿できたら、告知のことを考えなければなりません。もともとネタを考える段階からTwitter映えはかなり意識していましたし、Twitterに投稿してもらう記事の説明文もTwitter歴7年のセンスをフル活用することで伸びるように仕向けました。あとは7年かけて育ててきた6000フォロワーアカウントのパワーを利用し、無事そこそこ伸びました。


こういう、ニッチなことに異常な本気を出すという芸でしか笑いを取れないんですよね、私。






入稿までの振り返り

……なんというか、ノーベル賞SSとまぞくウクライナ語記事とナナチカ探偵団の修正を全部並行してやったの、頭かなりおかしくない? 暴走執筆マシンとは言い得て妙でしたね……

校閲

勝手に校閲係を自称し、合計150ページ弱の校閲をやりました。時間なくてヤバかったし、全部十分に確認できたわけではないですが。この分量を締切前の修羅場で一文字一文字丁寧に読むの普通にヤバくて発狂しました。この読み方をすると、文字で埋まってるページなんか読むのに普通に数分かかりますからね。

その途中でいろいろ致命的なミス(見出しが見出しになってなくて、謎の単語が文中に混ざってる状態だったとか)があり、マジでやっといてよかった〜〜という気持ちになりました。でも結局目次とか図のキャプションとかそういう見逃しポイントに誤植が大量に紛れてて、最悪です。校閲係としては大変悔いの残る結果になりました。

当日まで

Micareと#FindOurStarsそれぞれの編集長である500mL氏とkn1chtさんにwebサイトの更新をしてもらったり、告知用の画像や文章を考えてもらったりしました。私は一応、自分の分は自分で考えましたが。
ナチュラルにみんなプログラムいじれるの怖くない? みんなナチュラルにGitHubで直接原稿上げてくるのもそうだけど……ここコンピュータのサークルじゃなくて「きらら同好会」だよ……?

当日

10月24日、会場は京急蒲田大田区産業プラザPiO。設営は担当の人(サークルチケットが2人分だった)に任せ、一般入場で入りました。

適当にぶらぶらして良さそうな同人誌を大人買いしたり——ほぼ全て小説と評論でした——、来たオタクと「次のコミティアでサークル参加側として対よろです」みたいな話をしたり——数日前に同人熱が高揚してサークル「ナヴァストーケ」を設立してしまったので——、筑波大学でオタクサークルを新設した人のアニメみたいな設立秘話を聞いたりしました。

www.fabon.info


そしたら、なんかMicare vol.1が会場頒布分完売しててビビりました。会長が爆死にビビってたから割と売れて良かったね〜〜って思ってたんですけど、思ったより売れてたんですね。FindOurStarsもほぼ完売でした。本当はMicareもまだ残ってたんですが、そっちはメロンブックスの委託分ですし、boothとは違ってメロンブックスは販売数があらかじめ決まってるので。


なんだろう、東大というネームバリュー……? 想定外の大好評の理由が分からないと突然爆死しそうで怖いんですけど。


ちなみに、ここから(当選すれば)コミケという伏魔殿が待ち構えています。どれくらい増刷すべきなんでしょう……。あまりたくさん印刷して在庫抱えすぎるのもヤバいけど、足りなくなるのも敗北ですし。どれくらい売れるのかなんも見通せないのが困りますね。「想定外の大好評の理由が分からない」というのが効いてます……




冷静に考えると「大好評すぎてどこまで刷ればいいか分からない」って信じられないくらい贅沢な悩みですよね。



その後は、メロンブックスへの宅配便を梱包してるオタクを眺めたり、結局シフトに入ったけどやることが何もない売り子のコスプレをしたりしました。

アフターイベント


じゃんけん大会、めっちゃ大量に景品があってすごかったです。なんなんだろう、みんな軽率にコミック数冊どころか十冊くらい貢ぐし、怖い。

おかげで終了が30分後ろにずれ込みました。私はオタクがもらったコミック大量セットから「またぞろ。」の1巻を恵んでもらいました。

その後の話

会場から直接メロンブックスに送ったMicare vol.1と#FindOurStars vol.2は無事先方に届き、流通などの準備も終わったようです。ちょうど29日の夜頃に着弾報告がちらほら見られるようになりました。Micareは秋葉原メロンブックスでちゃんと売られているのが確認できたんですけど、FindOurStars2は店舗在庫がないらしく少し不安でした。ちゃんと流通しているようで、なによりです。


今後の話

Micare vol.2はおそらく割とすぐ書くことになると思います。私も当然寄稿します。仮に受かってもコミケよりは後になりますが。ネタは「きらら」全体から探せるので、まあなんとでもなるでしょう。

また、コミケに受かってたらワンチャン新刊を出すかもしれません。私は寄稿しませんが、いい本になると確信しています。別にサボったり休んだりするわけじゃなくて、単に私は文章しか書けないというそれだけの話です。


そして、悩ましいのは#FindOurStars vol.3の方です。4ヶ月間隔で2冊も出して、題材も恋する小惑星に限られるという無茶っぷり。そろそろ寄稿者たちのネタが尽きつつあり、にもかかわらず本編は2月くらいまで休載。公式からの供給もないのにネタを錬成しろって無理がありますよ。
それでも、出さないという選択肢はありません。パズルの解答はvol.3に載せるって書いちゃったんですからね。

とりあえず、来年3月予定の動画工房オンリーにはたぶん出展する気がしますね。今年6月の初サークル参加でお世話になったイベントですし。
それまでに#FindOurStars vol.3が出せるかは……なんとも言えないところです。



ところで、ナナチカ探偵団は「ナナチカ探偵団と〜」という形式でタイトルを統一できるようにしています。だから、私個人としてはネタさえあれば続編だって問題なく書けます。が、ネタがない。1作目ですらめちゃくちゃ難産だったのに、さらにミステリのネタを出せと言われても無理があります。
別に地学や地理のネタじゃなくてもいいんじゃないか、というのはちょっと思ったりしますが、でもそれ、ナナチカ探偵団でやる必要ある?

そもそも時系列で考えたときに1作目から進めるしかないわけですが、どこだよ。原作あんま進んでないのに。



……モンロー先輩要素がちょっと薄いんですよね、うちの合同誌。桜先輩の方は桜先輩ガチ勢にイラストをいろいろ寄稿してもらってるんですが。次に小説を書くとしたらそこかなあ……


あるいは評論でもいいですが、評論は評論でネタがないんですよ。私は地学や地理に全然詳しくないので。vol.1とvol.2を読み返しても、私以外の寄稿者はほぼみんな地理か天文か地質か気象の話しか書いてないという恐ろしい事実が発覚しただけです。

原点に帰って「恋する小惑星」という作品のレビューでもするか……?


あと、次回以降おそらくkn1chtさんから#FindOurStarsの編集長を譲り受けることになると思います。Re:VIEWは中高の頃から普通に使ってたしRubyistだからreview-ext.rb普通に書けるし技術的な問題はないけど、私マジでマネジメント能力ないんだよな……大丈夫かな……








やっていきましょう。
同人って楽しいね。