天才クールスレンダー美少女になりたい

チラシの表(なぜなら私はチラシの表にも印刷の上からメモを書くため)

読書遍歴とSSとオタクの目覚め

自分のオタク遍歴について、記憶を掘り返しながらメモついでに自分語りしておきたい。

iPadを得る

小学3年生の頃、天から初代iPadが降ってきた。私は履歴を覗かれない自由なインターネット環境を得た。

初代iPadにはカメラがない。そのせいかは知らないが、初代iPadiOS5.1止まりだ。他にもApple純正のYouTubeアプリが存在したり、地図アプリがGoogle mapsだったりした。YouTubeアプリはAPI廃止の影響で使えなくなったけど、驚くことに地図アプリはまだ使える。

さて、私がその頃iPadで何をしていたかはあまり覚えていない。なんかYouTubeばっかり見ていた気がする。YouTubeといっても、いわゆるユーチューバーの動画は全く見たことがない。iPadでゆっくり実況を見ていたのは覚えているが、これはもうちょっと後の時期だと思う。

二次創作やSSという概念に遭遇する

何年生の頃かは忘れたが、5年生くらいだっただろうか。親が市立図書館から借りてきた有川浩の作品群にハマった。「塩の街」は読んでないけど(ところで塩の街はもともと電撃文庫だから実質ラノベ)、「海の底」「空の中」は読んだ。図書館戦争とか県庁おもてなし課とか植物図鑑とかも読んだ。特に図書館戦争が好きだった。図書館戦争は最終的に3組のカップル(あと老年夫婦1組)が誕生する話なんだけど、ヒロインの1人(聴覚障害者)は痴漢に遭うし別の1人は強姦未遂されるし主人公(女)と上官は性交するし(性描写はないが下着うんぬんとか貞操観念うんぬんという話はある)、小学生に読ませていい作品ではなかったかもしれない。

そして、図書館戦争を読み終わった私はSSに出会った。恐らく、Googleで「図書館戦争 続き」とでも検索したのだろう。あるいは、「図書館戦争」と検索したらSSを載せている個人サイトがヒットしたのかもしれない。

とにかく、私は「図書館戦争 SS」とか「図書館戦争 二次創作」と検索しまくった。個人サイトを巡回してSSを読みまくった。Pixivには図書館戦争の二次創作が現在1万7000作あるらしいので、実はPixivにも出会っていたかもしれないが、全く覚えていない。

あと、多分この頃(あるいは後述のポケスペ期)にカップリングという概念を覚えた。堂郁、小毬、手柴……何もかもが懐かしい……
久しぶりに読み返したけど、今は手柴が一番好きですね。(頭いいキャラは好きなので)

親の影響でミステリにハマる

有川浩作品も親(母親)の影響だが、ミステリも同じように読むようになった。いつだったかは覚えてない。

東野圭吾作品は結構な数を読んだ記憶がある。あと当時鉄道にハマってたから当然のごとく西村京太郎も読んだ。あと「謎解きはディナーのあとで」とか「放課後はミステリーとともに」とかも。

あと、学校の図書館で「都会のトム&ソーヤ」や「IQ探偵ムー」も読んだ記憶がある。IQ探偵ムーは今思えばラノベみたいなもんで、同級生に「お前そんなん好きなん?」と聞かれて謎の弁明をしたのを覚えている。オタバレした中学生かよ。
まあ、ミステリと天才萌えは親和性が高いので、ここらへんも後述する性癖に影響した可能性がある。夢羽と灰原哀のどっちが先だったかなんて覚えてないけど多分同じくらいの時期(小6あたり?)だし、ここらへんが絡み合って性癖が形成されたとみるのが妥当だろう。

ポケスペにハマりPixivにたどり着く

有川浩作品に無事ハマった後、私はポケットモンスターSPECIALという漫画作品に出会った。何年生の時かは覚えていないが、かかりつけの病院の待合室にあった気がする。SSという存在を知った私は狂ったようにSSを読み漁った。そして、ついにPixivにたどり着いた。それからの私の行動は簡単だ。Pixivをカプ名のタグで検索し、ひたすら読み漁るだけ。

しかも、この頃から「読んでもいない作品のSSを読み漁る」という禁忌を犯した。いや、ポケスペは最終的に出てる分は全部読んだんだけど、その時点でまだ読んでない章に出てくるカップリングのSSまで読み漁ってたし。まあ、「このキャラ、なんかいいかも」と思ったけど作品を読むだけの金がない(小学生だから)、そういう時にSSは大変重宝した。

私とPixivの出会いはSSだったし、今でも私の中でPixivは二次小説投稿サイトだ。

コ哀SSを読み漁る

これは多分小6の夏くらいだった気がする。性癖ポエムにも書いたけど、特にコ←哀のSSが好きだった。いや灰原哀が良すぎるのが悪いの。これもPixiv。

yuyusuki.hatenablog.com

fripSide、そしてとあるシリーズと出会う

なんか、YouTubeで適当に動画を見まくってたらこの動画(の転載)にぶち当たった。時期は覚えていない。小6とかそこらへんじゃないかな多分。

www.nicovideo.jp

これはポケスペのキャラをイメージしつつ超電磁砲の曲を替え歌した動画で、何回も(YouTube転載版を)見た記憶がある。うわ懐かしい……

この動画をきっかけに、私はfripSideを知った。そして、とあるシリーズを知った。とあるのアットウィキをむさぼり読んだり、Pixivで上琴SSを読みまくったりした。そういや上琴ってなんで苗字と名前の組み合わせなんだろう。

ちなみに、超電磁砲OVAのOPであるfuture gazerからカップリング曲のfortissimo-the ultimate crisis-に辿り着き、関連動画に出ているHesitationSnowを聴いた。これが人生初のエロゲソングだった。つまり私はアニソンを10曲知る前にエロゲソングを知ったオタクである。

パソコン部、SHIROBAKO、ユーフォ

オタク文化に微妙に触れていた小学生の私は、にも関わらずアニメをほとんど見なかった。というかテレビ自体全く見なかった。食事中に垂れ流す習慣もなかったから、継続的に見た番組は鉄腕ダッシュドラえもんポケモン週刊こどもニュースくらい。今もテレビは全く見ない。アニメはAbemaとかニコ動で見れるし、NHKのニュースはウェブサイトで見れるし、そもそもテレビというメディアというかデバイスというか、それ自体が好きじゃない。

中1の二学期、私はついにパソコン部に入部した。入部した頃から周りは「にゃんぱすー」とか「ひだまりスケッチは最高」とか言ってるオタクばっかりだったけど、私はしばらくアニメを見なかった。深夜にテレビを見たら間違いなく怒られるし、録画するにしても何を見ているのか親とかにバレると恥ずかしいから。ヲタバレは別に気にしないけど作品を楽しんでるのを見られるのは嫌なんですよ私は。

そして、中2に進級し、文化祭が終わり一息ついていた頃、先輩がSkypeSHIROBAKO一挙放送のURLを流した。2015年5月のことだ。

「SHIROBAKO」一挙放送‐ニコニコインフォ

発掘されたニコ動の登録完了メールによると登録したのが2014年7月29日らしいので、この頃既にニコ動の存在は知っていた。ただ、そこでアニメが見れるということはこの時初めて知ったと思う。

先輩がかなり強くおすすめしていたし、リンクをクリックするとちょうど始まる前だったので、なんとか全部見た。実際、おすすめされるだけあって面白かった。ただ、その日風呂と夕食をどうしたかは覚えてない。4話ごとに休憩が入るので、恐らくその合間を縫って食べたり入ったりしたんだと思う。今はそんな芸当できないけど、当時の私は早風呂だったのだろう。

とにかく、ニコ動でアニメをやっていることを初めて知った私は、どういう経路だったかは全く覚えていないが、「響け!ユーフォニアム!」を知った。ニコ生の一挙放送で8話まで見て、そこから最終話までリアルタイムで見た。

『響け!ユーフォニアム』 1~8話振り返り上映会...:NEWS | 『響け!ユーフォニアム』公式サイト

この2作品は本当に良作なので是非見よう。SHIROBAKOは映画もやるらしいし、タイミングもバッチリだね。初めて見る深夜アニメがこの2作品で本当に良かったと思う。ちなみに、初めて全話リアルタイムで見たアニメは次の夏アニメのCharlotteがっこうぐらし!だった。

ここまでくれば、あとはもうオタクの沼へ一直線だ。ラノベに手を出したりマンガ(きらら)に手を出したり、いろいろしているうちにここまで来てしまった。

感想

こういう話は書かないと忘れ去って二度と思い出せなくなるので、今のうちに書いておくといいと思った。まあ、ここに書いてることもだいぶ記憶が薄れてきてるので、正確性は全く保証できないんですけど。正確な時代とか前後関係とかが特に怪しい。